当てるんじゃない

読む力と読解力は、似ているようで全然違います。
読む力とは、何でも良いから読むことです。
お酒で言ったら、ただ飲んで酔って良い気持ちになる、だけ。
読解力とは、よく吟味して読むことです。
お酒で言ったら、ソムリエのように産地や年代まで読み解くようなものです。
世間では、阿呆な速読が流行っていますが、それは、ただ飲んで酔って良い気持ちになる、だけを速く大量に行うようなもので、ほとんど意味がありません。
お酒を飲みまくっていれば、そのうちソムリエになれる、訳がないのです。
嘘だと思ったら、国語の模試を受けるか、資格でも受験したら良いでしょう。
誰だって学校の教科書は、一度は目を通したハズです。
それで偏差値70をとれるのか、という話です。
何が言いたいのかと言うと、読む力と読解力は、ものすごく似ていますが別物だと言うことです。

『「当たり」を求める姿勢が「ハズレ」』