埃かぶっている=物を粗末にしている | プラクティス

埃かぶっている=物を粗末にしている

物を大切にするとは、物を埃まみれにすることではありません。

埃まみれになっている物は、大切にされていません。


物が埃まみれなら、物を粗末にしているのと結果的に同じなのです。


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物を粗末にしないのなら、きちんと手入れをすることです。

きちんと手入れをする気がないなら、手放すことです。


野良猫を可愛いからと言って家に連れてきて、エサもやらずに餓死させるのはとても残酷なことです。

物だって一緒です。

物をとっておいても、それが埃まみれなら、物を粗末にしているのと一緒なのです。


たとえば、あなたが、「ピアノを大事にする」と言う人にピアノを渡したとして、ある日、その人の家に遊びに行ったら、そのピアノは埃をかぶっていてここ何か月か弾かれた形跡すらなかったら、どう思うでしょう。

大事にしてくれて嬉しいと感じるでしょうか。

おそらく、そうではなく、ものすごい粗末にされていると感じて悲しくなることでしょう。

「埃かぶっている=物を粗末にしている」とは、そういうことです。


可愛がるなら、きちんと可愛がる。

可愛がれないのなら、可愛がってくれる人に渡すなりして、手放すことです。

その方が、双方ともに幸せになれます。


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