自分を変えたいなら | プラクティス

自分を変えたいなら

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もし、自分を変えたいと思うなら、以下の3つのどれかが、必ず必要です。

それ以外は、単なる精神論か、先送りか、悩みになってしまうので、重々、注意してください。

よろしいでしょうか。

では、いきます。


自分を変えるのに、必ず必要なもの。

それは、「TPO」です。

「TPO」とは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の略で、日常的にも「TPOに合わせた服装」みたいに使われる「TPO」です。


この「TPO」を変えれば、変えるほど、自分は変わります。

逆に言うと、「TPO」が変わらなければ、自分はほぼ変わってないでしょう。


個別に見て行きます。

Time(時間)は、誰でも24時間です。

その24時間の使い方で、人生が決まります。

どんなに頭が良くたって、1日に1時間も勉強しなかったら、テストで良い点はとれないでしょう。

どんなに体が丈夫だって、1日に1時間も運動しなかったら、年をとったら、まず太るのです。


自分を変えたいと思うなら、絶対に時間が必要です。

変えたい方向に費やす時間が無いなら、自分を変えることは、不可能だからです。

ダイエットを目指すにしても。

合格を目指すにしても。

業績を上げるにしても。

それに使える時間が、ゼロだったら、効果もゼロです。

まったく、何にも変わりません。


ですから、自分を変えたいと思ったら、今ある時間を減らして、その代わりに変わる時間を増やす必要があります。


たとえば、20時から21時の時間を「ゴロゴロする」から、「運動や勉強をする」、という風にです。


今ある時間を減らす」と言うのが、ポイントです。

今ある時間を減らすつもりが無ければ、本気で自分を変えるつもりがない、と言うことです。


次に、Place(場所)です。

場所は、環境と言い換えても良いでしょう。

たとえば、受験生なら、予備校をどこにするか。

社会人なら、働く場所をどこにするか。

それによって自分が大きく変わるのは、論じるまでもなく明らかでしょう。

場所は、このように極めて重要なファクターです。


仮に、20時から21時の時間を「家」でゴロゴロするから、「ジム」のプールに居ると決めてしまいましょう。


すると、どう考えたって、自分は変わります。

プールでウォーキングしているだけだって、相当、変わります。

家でゴロゴロ、居酒屋で暴飲暴食、ジムでプール。

その他の条件がまったく同一でも、1日1時間、どこに居るかで、1年後は全然違うものになります。

場所や、環境が変える力は絶大です。

今の自分では、考えられないところへ行けば行くほど、自分を変える効果は高くなります。


最後に、Occasion(場合)です。

場合と言うと、想像しにくいでしょうから、ここでは、機会とします。

極端な話、同じ人が集まったとしても、結婚式と、お葬式では、場合が違います。

明るい場合と、暗い場合です。

ここでは仮に、あなたが、恋人が欲しいとします。

その時に、明るい場合と、暗い場合を選べるとしたら、どっちの方が出会いがあるでしょう。

普通に考えれば、明るい場合の方が、チャンスがあるでしょう。

それが、Occasion(場合)です。


ほとんどの人は、類は友を呼ぶの通り、自分と同じような人とつるみます。

モテない人は、モテない人同士。モテる人は、モテる人同士。

出来ない人は、出来ない人同士。出来る人は、出来る人同士。

特に、悩みや、話を聞いて欲しい人は、うまくいってない人同士がつるむ傾向が、とても高いのです。

仮に、女子会でどんなに盛り上がっても、自分の望みが彼が欲しい場合、それは浪費となってしまうのです。

もちろん、男子会で盛り上がっても、自分の望みが彼女が欲しい場合、それは浪費となります。


そんなことやってる暇と時間があったら、チャンスに繋がる場所へ行った方が、何十倍も良いのです。


モテない飲み会で、明るくて素敵な人との出会いを期待するのは無理があります。


まとめると、自分を変えたいなら、「TPO」を変えることです。

「TPO」が変わってなかったら、精神論になっているだけで、何にも変わってません。

逆に、「TPO」だけでも変えたら、自分は変わるつもりがなくても、勝手に変わってしまう、とも言えるのです。


たとえば、20時から21時の1時間。

家でゴロゴロから、家で勉強に変えたとしましょう。

たったこれだけで、自分は変わります。


さらに、場所まで変えたとしましょう。

家でゴロゴロから、喫茶店での勉強に変えたとしましょう。

たったこれだけで、さらに自分は変わります。


さらに、さらに、場合まで変えたとしましょう。

家でゴロゴロから、予備校の授業に変えたとしましょう。

たったこれだけで、もっと自分は変わります。


「TPO」は、1つより2つ、2つより3つにする方が、効果が高まります。


英語学習で言えば、独学と、通学と、留学の違いです。

どれでも英語は出来るようになりますが、後者ほど上達が速いのは言うまでもないでしょう。

一番、効果的なのは、「TPO」の全てを変えることです。


自己啓発の本や、マンガ、友達のアドバイスなどは、精神論になりがちです。

自分を変えるのに、スーパーサイヤ人になるようなパワーなど必要ありません。

ものすごいモチベーションも必要ありません。

「うおー!」とか、「変えてみせる!」とか言っても、その時間が無ければ変わりようがないのです。

ですからまず、「今ある時間を減らすこと」です。

TVを見る時間、ゴロゴロする時間、だらだらパソコンをする時間。

1日の中から、どこかを削ることです。

削れたら、そこに、「キラキラ新しい自分の時間キラキラ」を入れます。


最初から「TPO」の全てを変えるのが難しければ、変えやすいところから、変えてみることです。

たとえば、頭が良くなりたいけど、勉強する気がわかないのなら、雑誌から読んでみるとか。

雑誌を買っても、家では読まないのなら、喫茶店やファミレスに行ってみるとか。

これは場所を変える方法ですが、さらに効果を上げたいなら、場合を変えて、資格の予備校などの授業を見学するのも良いでしょう。勉強している人たちを見て自分もやろうと思うかもしれません。見学は、どこも歓迎してくれます。

こうすることで、気分転換になったり、触発されたりして、徐々に自分も変わっていくのです。


この記事が多くの人の役に立ちますように☆彡
(^人^)


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