感謝 | プラクティス

感謝

感謝。

感謝とは何でしょうか。

後悔先に立たす」にて、「感謝」について質問がありましたので、お応えします。


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 写真は、2012年、ロンドンオリンピックのパラリンピックで、銀メダルを獲得した中村智太郎選手(当時28歳)です。

 ご覧の通りですから、ゴールする時は、おもいっきり頭をぶつけてゴールします。


 ちょっと想像してみてください。

 我々で言ったら、両腕を紐で縛られたまま、後ろからプールに突き落とされるようなものです。

 まともに泳げる訳ないでしょう。

 それを彼は、自分から飛び込んで行くのです。


 両腕があっても、出来ない理由を力説したり、あれが足りない、これが欲しいとか言う人が山ほど居るのに、彼は「両腕がない」のに、出来ると思ってやるし、「両腕がない」のに、あれが足りない、これが欲しいとか言わないのです。

 そして、メダルをとれた時、「母親のお蔭です」と言っていました。

 これを真の「感謝」と言わずに、何と言いましょうか。


 同じく、パラリンピックに出場した柔道の正木健人選手(25)は、見事、金メダルを獲得しました。

 彼は、大学から弱視(手を伸ばした時に指の数が見えない)になった選手で、それまで見えていただけに、絶望は相当なものだったと思います。

 その絶望を克服しての優勝。

 金メダルの感想を聞かれた時に彼は「お母さん、生んでくれてありがとう」と言っていました。

 彼の母親は「最高のプレゼントこれからも頑張ってほしい」と、目頭にハンカチをあてていました。


 自分の出来ることを一生懸命にやる。

 自分を最大限に生かし、生かされる。

 母親に感謝、息子に感謝、これこそ最高の感謝です。



 我々も、やらない言い訳や周りへの不平不満を言う前に、

 出来ること、やれることがあるハズです。

 すぐ横を見れば、

 言い訳を一切せず、一生懸命にやっている彼らが居るのですから。

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