ミネラルは口に苦し | プラクティス

ミネラルは口に苦し

甘いオブラート」のつづき。


よく、現実は甘くないと言う人が居ますが、よくよく話を聞いてみると、その人の頭の中が甘すぎることが多いようです。


砂糖だと思って塩をなめたら、そりゃ塩辛いでしょう。

でもそれは、砂糖が塩辛い訳ではありません。

砂糖だと思って塩をなめるから、塩辛いのです。


就職にしても、結婚にしても、運命の出会いにしても、それで甘い生活が待っている訳では無いのです。


と言うか、毎日ケーキのような生活が待っていると思う方がどうかしてます。

どうかしているのですが、それはしょうがないと言えば、しょうがないのです。

毎日、メディアシャワーを浴びているので、そういうものだと思い込まされてしまったのです。

その反動なのかわかりませんが、塩辛すぎと勝手に決めつける人も激増しました。


どちらも、極端に決めつけすぎです。


たとえば仕事、結婚は、ケーキ(甘い)か、おせんべい(辛い)か、みたいな議論がネットに沢山あります。

ブラック企業か、ホワイト企業か、みたいな。


こうなってしまうのは、自分の舌でちゃんと味わっていないからです。

周りの情報や、周りのレビュー、自分の思い込みで、判断するクセがついているのです。


で、最近はお子ちゃまが増えているので、スイーツ全盛時代ですが、本当に必要なものって、甘くなく、どちらかと言うと苦いものなのです。

砂糖より、ミネラルの方が体に良いようなものです。


子供のまま甘いかどうかで判断するクセが抜けないと、「甘いオブラート」の餌食になってしまいます。

甘いかどうかで判断されたら、苦いミネラルにまったく勝ち目はないのです。

でも、本当に必要なのは、ミネラルなのです。


こういうとミネラルは、「良薬は口に苦し」ってくらい苦いと思う人がいます。

それは、「甘いものに慣らされた舌」だからで、実際はそう苦くないのです。

ジュースばかり飲んでいる人が、ミネラル麦茶を苦く感じるようなものです。


甘いだろうと思って、勉強、仕事、結婚をするから、「現実は甘くない」とか言い出すのです。

そうとう苦いだろうと思ってやれば、お茶ぐらにぐいぐいイケるのです。


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