失敗より悪いこと | プラクティス

失敗より悪いこと

みんな失敗をやたらめったら怖がります。


ですが、失敗よりも、よっぽど怖いものがあります。


それに憑りつかれたら、もうその人の人生は、終わったも同然です。


それは何でしょうか。


それは、「失敗を避ける心になること」です。


失敗を避けることの代表例は、


新しい試みを避けること、


あるいは、何もしないことです。


スキーなら、コケるのが怖いからしない。


野球なら、三振して恥をかきたくないからしない。


人前に出たくない。断られるのが怖い。新しいことを覚えるのが億劫。


これらは、失敗よりもよほどたちの悪い病気です。


骨を折るより重症です。


骨は期間を経れば治りますが、この病気はただでは治りません。


それどころか、放っておくと、どんどん悪化していきます。


この病気にかかってしまうと、もう成長は望めないのです。


後は、じわじわジリ貧になって、死を待つのみになってしまいます。


バッターボックスに立つのを怖がるがあまり、

あれやこれやで、仮病になったりして、試合終了まで粘るのです。

そして、試合終了になったら、ホッとする。


これを人生でやるのです。


あれやこれや出来ない理由をつけて、

結局、やらないで、やらずに済んだら人生終了で、ホッとして終わります。


で、これで終わってくれれば、その人の人生ですからかまいません。

しかし、大抵は、それでは終わらず、人を羨んだり、心を誤魔化したり、宗教や、スピリチュアルにハマったりします。


おかしいのです。


自分が精いっぱい「やるだけやった」なら、そういうものは必要ないのです。

やるだけやってない」から、酒なんかで誤魔化したりするのです。


占いで誤魔化そうが、ゲームで誤魔化そうが、過去の思い出で誤魔化そうが、何で誤魔化そうが一緒です。


自分が「やるだけやってない」後ろめたさがあるから、他にすがるのです。

「それでもいいんだよ」と誰かに認めてもらいたがるのです。


でも、「それじゃよくない」のを他でもない「あなたが知っている」のです。


「本当は、○○したいのに、自分に嘘をついて、しなかった」


こういう時に、「あなたはそれでいい」と言われたって、心の奥底では「良いワケない」のを知っています。

そもそも、自分を誤魔かすこと自体が、おかしいのです。

自分にウソをついて、それで自分が幸せになれる訳がないでしょう。


必要なのは、「やること」です。


アファメーションとか、瞑想とか、そういう補助的なものをやるのではなくて、「そのものをやること」です。


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