「いじめ」の根本的な解決法 | プラクティス

「いじめ」の根本的な解決法

いまニュースでは、痛ましい「いじめ」のニュースが飛び交っています。

それらは、もはや「いじめ」というレベルをとっくに超えて、「犯罪」というレベルにまで達しています。

しかも、ニュースで取り上げられるのは、氷山の一角です。

特に、女子は「いじめ」も巧妙で、悪質で、陰湿ですから、男子のようにすぐにバレるようなことはしません。

しかも、先生も、学校も、いじめる側のグループも、保身のために隠そう、隠そうとしますから、陰で泣いている人は、ニュースの何十倍も居ると思って良いでしょう。


「戦争と差別のない世界」の実現にあたって、これは見過ごせない問題です。

ここで、効果的な根治療法を記しておきます。

大人の中にも、ちゃんと向き合っている人が居るということだけでも伝われば嬉しいです。


まず、「いじめ」の見分け方、あるいは「いじめ」を深刻化させない方法があります。

それは、「みずから愉しむ」ことが出来る自分を育てるということです。


これは、大人も同様。

加害者も同様、被害者も同様です。


「みずから愉しむ」ことが出来る自分を育てる。

これに失敗した親が育てる子供が、力を持てば加害者に、力が無ければ被害者になりやすいのです。

これは、「いじめ」という風に顕在化しなくても、性格に現れてきます。

誰にでも分かり易いという意味で、あえて例に出しますが、他意はありません。

タレントの沢尻エリカという人がいます。

あの人は、抜群の容姿に恵まれたから良かったものの、そうでなかったら「いじめ」にあっていても、まったくおかしくありません。

また「いじめ」る側になっても、おかしくありません。

恋愛だって、婚活だって、うまくいきません。もし、あの容姿がなかったら。

それは、何故でしょう。

簡単です。


みずから愉しむことが出来ないから。


これに尽きます。

もしデートをしたら、ずっと、

「どうやって私を楽しませてくれるの?」

という態度でしょう。

また、デート場所や、ブランド品、自分へのサービスにとても敏感です。

「周りは私を楽しませて当然」というスタンスで世の中を見るからです。

もっと酷くなると「そうでないなら罰せられるべき」くらい平気で考えます。


しかしながら、世の中そんなに甘くはありません。

そんな人は、世間だって相手にしたくないのです。

そうすると、どうなるか。

ワガママが言える芸能人のような容姿に憧れるか、

権力側にまわって威張れるようにするか、

弱い奴を見つけて八つ当たりをするのです。


「いじめ」は、この最後の現象に過ぎません。


なまじ、容姿や学歴、権力に恵まれると、問題は先送りに先送りされて、後で、離婚、リストラ、失脚の憂き目にあうのです。

沢尻エリカのように、あれだけの容姿に恵まれても、幸せになれません。

いわんや、一般人をや、です。


幸せになりたければ「みずから愉しむ」ことが必要不可欠なのです。


なぜなら、みずから愉しむことが出来ない人は、相手が楽しいだけでも、気に入らないのです。

「自分が愉しくないのに、自分だけ愉しんで…(恨)」みたいになるのです。

こうなると周りは、その人の周りで楽しいことは言わなくなります。

すると、どんどん楽しくなくなり、ムシャクシャしてきて、怒ります。

すると、人がどんどん居なくなるのです。

これは、どんなに容姿があっても、学歴があっても、お金があっても、カバーできません。

結局、つまらない日常を忘れさせてくれる刺激(恋愛や薬物など)に走るか、ブランドショップの店員や、ホスト、ホステスにチヤホヤしてもらうか、パチンコで気をまぎらわすか、近所のゴシップやニュースの政治家など決して言い返してこない相手にうっぷんをぶつけるか、「いじめ」る相手を見つけて八つ当たりをするか、するのです。


こういう風に視野を広げてみると、日本各地で「いじめ」はあるのです。

ただ、中学生、高校生は、逃げられない。

この「逃げられない」という条件だけが違うのです。


もし、子供を持つ親御さんの場合。

まずやるべきことは、自分自身が「みずから愉しむ」ことです。

それもゲームや携帯など受け身のものではなく、能動的にやる愉しいもの。それをすることです。

それが出来たら、子供も「みずから愉しむ」ことが出来るようにすることです。

そうすれば、万が一、「いじめ」られても大丈夫です。

さかなくんのように、中学、高校が過ぎれば大成します。

逃げられない世界から、自由な世界に行けるので、文字通り水を得た魚になるからです。


一方、子供が「いじめ」とは無縁だとしても、「みずから愉しむ」ことが出来ないと、どこかで躓きます。

容姿があっても、学歴があっても、お金があっても、何があってもダメです。

「みずから愉しむ」ことが出来ないのは、それくらい致命傷です。

ベンツがあり、お金もあるのに、特に行きたいところが無いようなものです。

これは、どうしても行きたいところがあるのに、車もお金もない子供よりも重症なのは説明するまでもないでしょう。

故に、子供を持つ親御さんの場合は、「みずから愉しむ」ことを親子で身につけましょう。


次に、自分自身の場合。

これも同じです。「みずから愉しむ」ことです。

周りの視点や、周りの評価、そういうものは置いておいて、「みずから愉しむ」ことです。

ゲームやネットなど受け身のものではなく、能動的にやる愉しいもの。それをすることです。

もし、何も浮かばなかったら、何でもやることです。

100個もやれば、どれか1つは当たるでしょう。

これからの長い人生を幸せに生きるために、やってみる価値は十分にあります。

あれこれ先に判断してはいけません。

やれるものからやっていきましょう。


「愉しい」という感覚は、その行為自体が「愉しい」と言うもの。


かけっこ、スキップ、お風呂で歌を歌う、友達をビックリさせる、趣味に没頭する、こういうものです。

お金がかからず、中高生でも、出来るものです。

何かの見返りを期待してやるものではありません。


沢尻エリカと、釣りバカ日誌の浜ちゃん。

一方は、スーパースターで、一方は、しがないサラリーマンかもしれません。

前者は、後者に比べて、お金も、地位も、名誉も、羨望も、権力も比べ物にならないくらい持っています。

でも、ハッピー偏差値にしたら、45と70という風になるでしょう。

もちろん、沢尻エリカが45。浜ちゃんが70です。

その差は、「みずから愉しむ」ことが出来るかどうかの差です。


そのワケは、虚栄で飾られた世界では、見えにくいものです。

でも、両者の容貌が衰えれば、誰の目にも明らかになります。

そうして、家族として一緒に暮らしてみれば、イヤでもわかります。

人は、お金があっても愉しくないのは、辛いのです。

それなら、お金がなくても愉しい方が幸せなのです。


「いじめ」は、もはや中高生だけの問題ではありません。

会社でも、家庭でも、ご近所でも、どこにでもあります。

転職の原因も、リストラの原因も、離婚の原因も、ダントツ1位が、人間関係。

たとえスキルがあっても、「みずから愉しむ」ことが出来ない人は、周りも愉しくないのです。

愉しむことの出来ない人の八つ当たりは、誰だって御免こうむりたいのです。


あなたが愉しいツボは、あなたしか分かりません。

お金や婚姻や権力などで、他人に強制して押させるより、自分が押した方がピンポイントで愉しいのです。


だから、レッツ エンジョイ ユアセルフ。


みずから愉しいことをして、愉しい人生を送りましょう。
o(〃^▽^〃)o


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(^人^)

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