お宝を発見する方法 | プラクティス

お宝を発見する方法

発見
[名](スル)まだ知られていなかったものを見つけ出すこと。また、わからなかった存在を見いだすこと。

火も、電気も、音波も、もともとこの世にあったものです。

それを再現性をもって発露させることが出来たら、それは発明になります。

それは、マッチだったり、コイルだったり、ラジオだったり。

人間は、それらを作ったのではなく、発見して、組み合わせたに過ぎません。


これが解れば、発明をするのは簡単です。

膨大な知識、広範な知識をもって、組み合わせて、まだ知られていなかった組み合わせを見つけ出せば、発見になります。

それを作り上げれば、発明になります。

エジソンの例のように、うまくいく組み合わせは、1000に1つ以下の確率かもしれません。

でも、いまは情報が大量にあるので、思考実験で実験することが出来ます。

これが、頭を使うということです。


例を挙げましょう。

エジソンは、世界中から電球の材料を集めて1つ1つ実験しました。

昔は、それしか方法がなかったのです。

すると、とてつもない時間(=物理時間)がかかります。

しかし、今では「元素記号」や「化学式」があります。

それを駆使すれば、そのすべての組み合わせを思考の速度(≠物理時間)で出来ます。

これが、頭を使うということです。


頭を使うためには、情報が必要です。

その情報をもとに、今までに無いものを見つけ出すのです。


わかりますか。


これはとても重要なことなので、何度も吟味してください。


あなたは、自分の仕事に関係ある多くの情報を集めます。

その情報をもとに、わからなかった存在を見いだすのです。


多くの人は、正解を求めます。

でも、正解がある時点で、もう既に「わからない存在」じゃないのです。


あなたは、まだ知られていないものを探さなくてはいけないのに、

宝の地図を手に入れようとしてはいけないのです。

何故なら、宝の地図があるということは、誰かには「わかっている」からです。

わかっているからこそ、宝の場所にマークがしてあるのです。

もし、あなたが偶然に一番最初の宝の発見者だったらどうします?

宝の地図を描いて、探してごらんって人にあげますか。


これが正解を探してはいけない理由です。


誰かが出した正解を探しているうちは、未知の正解など見つからないのです。

未知のお宝を見つけないといけないのに、既知の発掘されつくした場所を探そうとしてしまったら、お宝にありつけることは一生ありません。

これなら掘り易いよと、ジーンズやシャベルを買わされるのがオチです。

わざわざ自分で、自分に発見させなくしているのです。


変な例になりますが、「可愛い子いない?」って聞いてまわったら、だいたい彼氏がいるか、競争率が高いのです。なぜなら噂になるような、みんなの知ってる人だからです。

でも、「誰もまだ気が付いていないような可愛い子はいないかな?」と自分で探せば、見つけるのには苦労するかもしれませんが、見つけたら競争率はとても低く、大チャンスなのです。


ペタしてね