灌仏会 | プラクティス

灌仏会

4月8日。灌仏会。

灌仏会(かんぶつえ)は、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事です。


今日こそ努め励むべきなり、だれが明日の死を知ろう。

されば死の大群に、我ら煩うことなし。

昼夜怠ることなく、かように住み、励む。

こはまさに「日々好日」と、寂静者なる牟尼は説く。


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励むとは、言うなれば日々の台所のガスコンロや換気扇の掃除のようなものです。

使用するたびに、さっと拭いてしまえば、未来の自分が気持ちよく居られます。

明日も、明後日も、気持ちよく居られます。

自分が、未来の自分の味方になります。

心強い味方ですね。


でも、そのちょっとを怠ると、未来がどんどん汚れていきます。

明日、明後日と、未来の自分がどんどん不快になるのです。

言うなればこれは、

自分が、将来の自分に嫌がらせをしていることに他なりません。

励めば、未来の自分が気持ちいい。

これが「日々好日」の過ごし方です。

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