経営幹部向け「ダイエット」と「リストラ」
・使用上の注意
抽象度とコンフォートゾーンをかなり上げるので、男性なら経営幹部以上。
女性なら経営者なみの責任感が必要となります。
一般の方には全然面白くないどころか、読んでいて苦痛と思われますので、スルーしてください。
一般の方、経営幹部だけど疲れている方はこちらをどうぞ。
「ちゃんと休もう V字回復の方法」
用意はいいですか。
それでは、はじまり、はじまり~。
そもそも「ダイエット」が必要とされる時とは、どういう時であろうか。
言うまでもなく、贅沢な肉、贅肉がついた時である。
贅肉を落としたいから「ダイエット」をする訳であり、贅肉が無ければ「ダイエット」をする必要がない。
故に、「ダイエット」をしなければならない事態に陥ってしまったこと、それ自体が失点である。
たとえ「ダイエット」に成功したとしても、それは失点を取り返しただけで、得点とはならない。
これは、風邪を引いて、どんなに努力して治しても何ら評価されないのと一緒である。
このことは「リストラ」に関しても同じ事が言える。
そもそも「リストラ」が必要とされる時とは、どういう時であろうか。
言うまでもなく、贅沢な肉、贅肉がついた時である。
ここで言う贅肉とは、不採算部門のことであり、収益よりもコストの方が高いところを指す。
この贅肉を落としたいから「リストラ」をする訳であり、贅肉が無ければ「リストラ」をする必要がない。
故に、「リストラ」をしなければならない事態に陥ってしまったこと、それ自体が失点である。
たとえ「リストラ」に成功したとしても、それは失点を取り返しただけで、得点とはならない。
これは、風邪を引いて、どんなに努力して治しても何ら評価されないのと一緒である。
「ダイエット」と「リストラ」、どちらも共通しているのは、
マイナスがゼロになっただけで、プラスにはなっていないという点である。
しかしながら、当人は、
「すごいやった気がする」と、
勘違いしだすので、日頃からよく言ってきかせないといけない。
どんなに苦労してやっても、マイナスがゼロになっただけ。
よくある不良が学校に行っただけで褒められるかのような状況は避けなければならない。
何故なら、真面目にやっている人たちが馬鹿をみることになるからだ。
それではどうしたら良いのだろうか。
これも「ダイエット」と「リストラ」一緒なのだが、その前にやってはいけないことを述べておく。
それは「体重を減らすこと」や「コストを減らすこと」を目標にすることだ。
先の不良の例を思い出して欲しい。
ある不良を学校に来させるために、「学校に来させる」という目標設定をしたとしよう。
そして、不良が学校に来たとしよう。
そしたら、マイナスがゼロになっただけで、やった気になってしまうのではないだろうか。
こういう思考回路は、TVの見過ぎとしか言いようがない。
全体としてマイナスがゼロになっただけで、プラスになってない。
何度も言うが、真面目にやっている生徒が馬鹿みたいである。
賢明な人なら、ここまでで1つ重要なポイントに気がつくだろう。
「あっ、そっか。太った人も、社員も、社長も、現状に合わせて目標も下げているんだ」
こういうことに。
そう。
目標が2段上として、階段を2段下がったら、本来は4段上がるところを目標も2段下げてしまうのだ。
目標は、マイナスからゼロのプラスではなく、
過去ベストからの「プラス」でなければ意味がないのである。
自己ベストを超えるから成長なのであり、自己ベストを大きく下回る成長など有り得ないのだ。
言ってみれば、「目標」は、今の現状、周りの環境など一切関係ない。
自己ベストのプロポーションがあったならば、それを超えることが目標。
今の体重がいくらであろうとまったく関係ない。
自社ベストの売り上げがあったならば、それを超えることが目標。
不景気だろうが、何だろうがまったく関係ない。
大学で喩えるならば、競争率が高かろうと、今の学力が低かろうと、関係ない。
ガムシャラ、無我夢中でやりきれば、入れるのと一緒だ。
「ダイエット」は、偏差値50の人が、遊んで45になったから50に戻すようなもの。
「リストラ」は、偏差値50の会社が、勉強しない45になった人をリリースして50に戻すようなもの。
それ自体では、マイナスがゼロになっただけでプラスにはならない。
そうではなく「目標」は、偏差値50なら、55とか60とか70とか
自己ベストの更新、これをどん欲に求めることである。
特に今の世の中、勘違いしている若者が多いので、しっかり教えておく必要がある。
プロ選手は、自主練習をして試合で実力を発揮するのが当たり前だ。
どこの世界に、試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に遊ぶプロがいるだろうか。
囲碁の世界。将棋の世界。サッカーの世界。野球の世界。プロがつく世界には、どこにも居ない。
仮にボクシングの世界なら、そういうなめた態度では死ぬこともあるだろう。
でも、ある世界には大量にいる。
それが職場の世界だ。
試合(仕事)の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合(仕事)後は、試合のことなど忘れて遊ぶ、贅沢を覚えたアマチュアだらけの世界。
それでリストラされて可哀想も何も無い。
自主練習しない。試合で練習しようとする。それでお金はくれ。試合後は遊ぶ。土日は休む。
こういうなめた奴が居たら、プロ野球なら2軍にだって入れない。
サッカーだって入れない。将棋だって入れない。囲碁だって入れない。
何だって入れない。
もし、TVでそういう人を見たら、呆れるだろう。
でも、そこに自分が居たとしたら、視聴者から何と言われるだろうか…。
プロは、試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に遊んだりしない。
プロは、自主的に練習をして、試合で全力を出して、結果に応じたお金をもらって、さらに試合後にも体調管理や試合のチェックなどをして改善していく。
厳しくも何ともない。今も昔も行われていること。
むしろ試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に良くやったと自己満足して遊んでた今までがクレイジーだったのだ。
そういう当たり前のことこそ若者に教えるべきだが、悲しむべきはクレイジーが当たり前と今でも勘違いしている上司が多いので、まったくというほど伝わっていかない。
むしろ「ミイラ取りがミイラになる」で、ミイラになっていく若者が多い。
リストラ対象が、若者を自分と同じようにリストラ対象に育成していく。
そうならないためには、体重を下げるとか、コストを下げるとか、マイナスをゼロにする目標ではなく、自己ベスト更新以上の高い目標を設定する。
そして朝晩土日に自主的に練習をして、試合で全力を出して、さらに試合後にも体調管理や試合のチェックなどをして改善していく。
もちろんモチベーションを維持するためにも、自分のなりたいイメージを維持することを忘れてはいけない。
ダイハードやロッキー、タイタニックのように絶望的な状況でも
格好良く生きること(自分のなりたいイメージを維持すること)は出来る。
エリート街道から外れた道でもやっていけるのが真のエリートなのだ。
今はそういうエリートが望まれているのであり、
幸運なことに、そうなる権利は、いつでも誰にでもある。
Are you ready!?



抽象度とコンフォートゾーンをかなり上げるので、男性なら経営幹部以上。
女性なら経営者なみの責任感が必要となります。
一般の方には全然面白くないどころか、読んでいて苦痛と思われますので、スルーしてください。
一般の方、経営幹部だけど疲れている方はこちらをどうぞ。
「ちゃんと休もう V字回復の方法」
用意はいいですか。
それでは、はじまり、はじまり~。
そもそも「ダイエット」が必要とされる時とは、どういう時であろうか。
言うまでもなく、贅沢な肉、贅肉がついた時である。
贅肉を落としたいから「ダイエット」をする訳であり、贅肉が無ければ「ダイエット」をする必要がない。
故に、「ダイエット」をしなければならない事態に陥ってしまったこと、それ自体が失点である。
たとえ「ダイエット」に成功したとしても、それは失点を取り返しただけで、得点とはならない。
これは、風邪を引いて、どんなに努力して治しても何ら評価されないのと一緒である。
このことは「リストラ」に関しても同じ事が言える。
そもそも「リストラ」が必要とされる時とは、どういう時であろうか。
言うまでもなく、贅沢な肉、贅肉がついた時である。
ここで言う贅肉とは、不採算部門のことであり、収益よりもコストの方が高いところを指す。
この贅肉を落としたいから「リストラ」をする訳であり、贅肉が無ければ「リストラ」をする必要がない。
故に、「リストラ」をしなければならない事態に陥ってしまったこと、それ自体が失点である。
たとえ「リストラ」に成功したとしても、それは失点を取り返しただけで、得点とはならない。
これは、風邪を引いて、どんなに努力して治しても何ら評価されないのと一緒である。
「ダイエット」と「リストラ」、どちらも共通しているのは、
マイナスがゼロになっただけで、プラスにはなっていないという点である。
しかしながら、当人は、
「すごいやった気がする」と、
勘違いしだすので、日頃からよく言ってきかせないといけない。
どんなに苦労してやっても、マイナスがゼロになっただけ。
よくある不良が学校に行っただけで褒められるかのような状況は避けなければならない。
何故なら、真面目にやっている人たちが馬鹿をみることになるからだ。
それではどうしたら良いのだろうか。
これも「ダイエット」と「リストラ」一緒なのだが、その前にやってはいけないことを述べておく。
それは「体重を減らすこと」や「コストを減らすこと」を目標にすることだ。
先の不良の例を思い出して欲しい。
ある不良を学校に来させるために、「学校に来させる」という目標設定をしたとしよう。
そして、不良が学校に来たとしよう。
そしたら、マイナスがゼロになっただけで、やった気になってしまうのではないだろうか。
こういう思考回路は、TVの見過ぎとしか言いようがない。
全体としてマイナスがゼロになっただけで、プラスになってない。
何度も言うが、真面目にやっている生徒が馬鹿みたいである。
賢明な人なら、ここまでで1つ重要なポイントに気がつくだろう。
「あっ、そっか。太った人も、社員も、社長も、現状に合わせて目標も下げているんだ」
こういうことに。
そう。
目標が2段上として、階段を2段下がったら、本来は4段上がるところを目標も2段下げてしまうのだ。
目標は、マイナスからゼロのプラスではなく、
過去ベストからの「プラス」でなければ意味がないのである。
自己ベストを超えるから成長なのであり、自己ベストを大きく下回る成長など有り得ないのだ。
言ってみれば、「目標」は、今の現状、周りの環境など一切関係ない。
自己ベストのプロポーションがあったならば、それを超えることが目標。
今の体重がいくらであろうとまったく関係ない。
自社ベストの売り上げがあったならば、それを超えることが目標。
不景気だろうが、何だろうがまったく関係ない。
大学で喩えるならば、競争率が高かろうと、今の学力が低かろうと、関係ない。
ガムシャラ、無我夢中でやりきれば、入れるのと一緒だ。
「ダイエット」は、偏差値50の人が、遊んで45になったから50に戻すようなもの。
「リストラ」は、偏差値50の会社が、勉強しない45になった人をリリースして50に戻すようなもの。
それ自体では、マイナスがゼロになっただけでプラスにはならない。
そうではなく「目標」は、偏差値50なら、55とか60とか70とか
自己ベストの更新、これをどん欲に求めることである。
特に今の世の中、勘違いしている若者が多いので、しっかり教えておく必要がある。
プロ選手は、自主練習をして試合で実力を発揮するのが当たり前だ。
どこの世界に、試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に遊ぶプロがいるだろうか。
囲碁の世界。将棋の世界。サッカーの世界。野球の世界。プロがつく世界には、どこにも居ない。
仮にボクシングの世界なら、そういうなめた態度では死ぬこともあるだろう。
でも、ある世界には大量にいる。
それが職場の世界だ。
試合(仕事)の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合(仕事)後は、試合のことなど忘れて遊ぶ、贅沢を覚えたアマチュアだらけの世界。
それでリストラされて可哀想も何も無い。
自主練習しない。試合で練習しようとする。それでお金はくれ。試合後は遊ぶ。土日は休む。
こういうなめた奴が居たら、プロ野球なら2軍にだって入れない。
サッカーだって入れない。将棋だって入れない。囲碁だって入れない。
何だって入れない。
もし、TVでそういう人を見たら、呆れるだろう。
でも、そこに自分が居たとしたら、視聴者から何と言われるだろうか…。
プロは、試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に遊んだりしない。
プロは、自主的に練習をして、試合で全力を出して、結果に応じたお金をもらって、さらに試合後にも体調管理や試合のチェックなどをして改善していく。
厳しくも何ともない。今も昔も行われていること。
むしろ試合の最中に練習をして、それでお金までもらって、さらに試合後に良くやったと自己満足して遊んでた今までがクレイジーだったのだ。
そういう当たり前のことこそ若者に教えるべきだが、悲しむべきはクレイジーが当たり前と今でも勘違いしている上司が多いので、まったくというほど伝わっていかない。
むしろ「ミイラ取りがミイラになる」で、ミイラになっていく若者が多い。
リストラ対象が、若者を自分と同じようにリストラ対象に育成していく。
そうならないためには、体重を下げるとか、コストを下げるとか、マイナスをゼロにする目標ではなく、自己ベスト更新以上の高い目標を設定する。
そして朝晩土日に自主的に練習をして、試合で全力を出して、さらに試合後にも体調管理や試合のチェックなどをして改善していく。
もちろんモチベーションを維持するためにも、自分のなりたいイメージを維持することを忘れてはいけない。
ダイハードやロッキー、タイタニックのように絶望的な状況でも
格好良く生きること(自分のなりたいイメージを維持すること)は出来る。
エリート街道から外れた道でもやっていけるのが真のエリートなのだ。
今はそういうエリートが望まれているのであり、
幸運なことに、そうなる権利は、いつでも誰にでもある。
Are you ready!?


