自分を信じる!? | プラクティス

自分を信じる!?

変わろうとしちゃダメだよ」に似た話。

昨日は、若手のミュージシャンたちとお話しました。

その後で「自分を信じて、頑張ります」という前向きな言葉を頂いた時のアドバイス。

おいおいおい!
( ´ー`)ン

「自分信じちゃダメだって(笑)!」

「頑張ってもダメだって(笑)!」

「過去に縛られない」「頑張らない」そういう話をして納得したのに、つい口から出てしまって、口に出していることさえ気がついていない。

指摘して、されている側も笑っていました。


一般的に、自分を信じると言うことは、今までの自分を信じるということです。

それって、過去の延長線上を生きるということです。

ということは、過去の延長線上から脱線するような、未来の変化はイヤだってことです。

だから、それを頑張って乗り越えようという気持ちなのでしょう。

これは「自分を信じる」から起こるんです。

過去の自分を、今、これからの自分と勘違いしているから起こるんです。


思い出してみてください。

中学生の時、やったことがないからといって

「自分を信じて、頑張って部活に入りましたか?」


どうでしょう。多くは、ま~適当に希望部活欄に丸をしたのではないでしょうか。

自分を信じて、頑張って丸した人は、そう多くはないでしょう。

何か始める時に、変に力まなくていいんです。


では、逆に自分を信じて、頑張って丸した人が居たとしたら、それはどんな人でしょうか。

そう。

それは、自意識過剰になってる人です。

自意識過剰、つまり、自分を信じて、頑張っている人です。


これを見ている人は、大人が多いでしょうから、大人に向けて書きます。

思春期の頃って、何であんなことに拘っていたんだってことありませんか?

学校のトイレでは、大をしちゃいけないとか。

学校や学校帰りに異性と話しちゃいけないとか。

誰かに笑われたら恥ずかしいとか。

今考えると、笑っちゃうようなものが沢山あります。

でも、自意識過剰な時は、自分を信じて、頑張って、トイレの大に行ったんではないでしょうか。



これが、片思いの人に、愛の告白をする、という場合だったらどうでしょう。

これは、緊張します。そりゃそうです。そういうものです。

とういうか緊張して欲しいです(笑)。青春の1ページとして。


でも、学校で異性と話をする、という場合。

緊張する必要はまったくありません。むしろ緊張すると挙動不審で怖がられます。

こういう場合、自分を信じて、頑張って、話す必要はありません。


では、どうすれば良いのかというと、

自分を信じるとか自意識過剰はやめて、

頑張るという肩に力が入ってるものを抜いて、

リラックスして、話しかければ良いのです。


まずはリラックス、次にリラックス、最後までリラックスです。


信じるなら、自分ではなく、うまくいっている未来を信じましょう。
o(〃^▽^〃)o

ペタしてね


・補足説明

オリンピック選手とか、ものすごい勉強した受験生とか

すごい練習をして、その練習通りの実力が発揮されればOKな場合には

「自分を信じる」は有効です。

なぜなら、その場合は、今までの自分通り出来ればいいからです。