成功する唯一の方法 | プラクティス

成功する唯一の方法

よく本を書きたいという人がいます。

そういう人にアドバイスするのは、本は「書いていると書けるようになる」ということです。

これは本当です。

見た目で分かり易いのが漫画です。

藤子不二雄も、手塚治虫も、鳥山明も、どんな巨匠も最初は「ヘタ」でした。

単行本の1巻と最終巻を見比べてみれば、その差は一目瞭然です。

やっているうちに上手くなっていくのです。

よく、苫米地メソッドを使うと、この「ヘタ」を抜かして、最初から上手くいくように勘違いしている人がいますが、それは

枝がない果実

を欲しがるようなもので、あり得ません。

物事は必ず、

1.やらない

2.できない

3.ヘタ

4.上手い

この順番で、向上していくのです。

ハシゴで喩えるならこうです。

☆上手い☆

↑ヘタ  ↑

↑できない↑

↑やらない↑

 知らない

まず「知らない」とどうしようもありません。

次に「やらない」と出来るようになりません。

次に「できない」とすぐ諦めてしまっては、そこで試合終了です。最初からできた人は誰もいません。

次に「ヘタ」。実はここまでくればかなり良い線いっているのです! 恥でも何でもありません。自分を褒めてあげましょう。やらない、できないと放り投げるよりよっぽどカッコイイのですから。

試験でも経験があると思いますが、できる教科ほど何を間違えたのか自覚できるので、ヘタこいた~っと、ヘコむはずです。逆にできない教科は赤点でもヘコみません。そちらの方が重傷です(痛みを感じる時には手遅れという病がこの世にはあります)。

最後に「上手い」という域に達します。

自転車でも、みんな必ずこの順路を通ります。

違いは、登るスピードが速いか、遅いかだけ。

このスピードを加速させるのが、苫米地メソッドです。

上達は速いですが、1回もコケないで自転車に乗れるメソッドではありません。


成功する唯一の方法は「やること」です。

大成功したいなら「たくさんやること」です。

あの天才、苫米地博士でさえ、大学院でものすごいいっぱい勉強して、今も会社を20社以上経営してたりと、いっぱいやっているのです。


本なら「書いているうちに書けるようになります」。

書けるようになったら、とか、

うまくかけるなら書く、というのは、

自転車に乗れない人が、

「私は自転車に乗れるようになったら乗る」

と言っているのと一緒なのです。


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