![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211118/09/toma5-5/38/63/j/o1080086615033198977.jpg?caw=800)
癌の闘病生活から社会復帰し
それまで通りの生活に慣れてきた頃
どうしようもないほど
自由になりたい!!!
という心の叫びがあった。
その叫びに耐えきれなくなり、
私は会社を辞めるという選択をした。
そこから私は、ひたすら自由を求めた。
私らしさを求めた。
その挙げ句、迷子になって、まったく私らしくない事まで沢山やった。
何処にも行き着かなかった。
途中で、縛っていたのは私自身だと気づいたが
私から自由になることが出来なかった。
最近になって
やっと
何処にも辿り着かない旅なのだと知った。
私が私を縛っていたのは
手放すのが怖くて、
ぎゅっと握りしめて、私を手放さなかったのだと知った。
作用、反作用。
自由を目指せば目指すほどに
不自由を感じてしまうという
どうしようもない矛盾。
絶望の先にしかない、希望。