このタイトルを決めた時点で、月の神様からのプレゼントがありました
1日中、雨が降ったり止んだりの空模様だった昨日。
夜、仕事が終わって外に出ると雨が降っていました。
電車を降りて、傘を差しながら歩いていると、ふと見上げた暗い夜空に、細い三日月が!
天気雨ならあるけれど、三日月が雨の日に見られるなんて!
ツクヨミさま、ありがとう
なんか、鳥肌が立ったよ
ツクヨミノミコトは、アマテラス、スサノオとともに三貴神として特別な神様と言われております。
…しかし。
アマテラスと比べても、スサノオと比べても、祀っている神社が極端に少なすぎる
コンビニよりも多いと言われる日本の神社の中で、100に満たないと言われている。
日本書紀や、古事記でも活躍してる感じはないし。
地上に降りた時には、出迎えてくれた食べ物の神様をぶった切り、アマテラスに愛想をつかされる。(そこから私たちの食べ物が誕生するわけだけど)
しかも、同じような物語がスサノオにもある。
日本は、太陰暦を長く大事にしてきた国だ。
月をみんなでめでる宴を催し、月齢ごとに名前を付け、こんなにも月が大好きなのに、何故?
夜を司る神様は、あの世の世界の神様とも解釈されている。
そんな所から、敬遠されてしまったのかな?
日本書紀、古事記の編纂の時代に女性天皇だった持統天皇が『アマテラス』を男性神から女性神に変えてしまったという説があります。
その男性神は、神武天皇が初代天皇となるとっくの昔に、天孫降臨して国造りを始めていたらしい。
太陽が男性なら、月は女性。
女性の生理、そして、生命の誕生には月が作用とすると言われていますよね。
陰陽の考え方でも、陰は女性であり、陽は男性。
もっと、広い目で見るならば、月は海を動かす海の神、水の神とも言えます。
隠された神と言われる、ニギハヤヒとセオリツヒメ。
その、二人の物語に繋がる気がしてくるのです。
こちらのサイト (私もこの方の説に近いものを感じています)
長崎の壱岐、対馬。
壱岐には、ツキヨミの元宮があります。
そして、どうやら、対馬には太陽の神「アマテル」が祀られているようなのです。
対馬が男性のアマテラス、壱岐が女性ツキヨミで決まり!
と、思ったら、対馬には想像していた以上のものがありました!!!