こちらの記事 に繋がるお話しです。
ヒミコの墓とも言われる箸墓古墳。
公式にはヤマトトトヒモモソヒメのお墓と言われる、前方後円墳。
実は、この名前の由来にとても疑問を持っていました。
モモソヒメは三輪山の神である大物主の妻になり、本当の姿である白蛇の姿に驚いて声をあげてしまう。大物主はそれを見て恥をかかされた!と出ていってしまう。モモソヒメがへたり込んで座ったところに箸があり、陰部に刺さり亡くなった。
その事から「箸墓」と呼ばれている…。
いやいや、ないない!それは、ないでしょ~
本当は何を意味するのか…。
ずっと考えていたら神様からのナイスアシストが入りました!
今朝、NHKの朝ドラからの、「チコちゃん」の再放送を見てまして…。
割りばしって、何で割るの?って話しだったんです。
そこへお箸の歴史に詳しい方が出てきて教えてくれたのですが、意外と思ったよりも、日本人がお箸で食べるようになったのって遅かった!
魏志倭人伝の時代、つまり、この古墳が作られた頃、庶民は手づかみで食べていたそうです!
いやぁ、色んな意味で凄い!
箸のこと考えてたら、まさかチコちゃんが教えてくれるだなんて
箸は元々、祭祀で使うもの。大和朝廷の時代では神聖なものとして扱われていたのです。
一部抜粋
『箸』が神様と人とを繋げるものならば、箸墓古墳の昼は人が造り、夜は神が造ったという伝説とも一致します
モモソヒメは、ヒミコではないかと言われるほど、かなりの霊力を持った『巫女』であったことは確かなようです。
その巫女が三輪山の神に嫁いだわけです。
神が蛇になった姿を見てそこまで取り乱すとも思えません。
(もちろん、実際にそんな事があったとも思っていませんが)
では陰部が意味するものとは?
生命が生まれる場所ですので、当時、その奥が神の世と繋がっていると考えていたとしてもおかしくないですよね。
そこに箸を刺す。橋渡しをする。
と言うことで、実際に箸を刺したというよりは、神の世とこの世の橋渡しのお役目で亡くなったとか、そんな意味合いがあるのではないかと思います。
それにしても、日本書紀、そんな物語を作るなんて酷すぎ!!!