テレビを見ながら反応している高齢の父の姿を眺めながら、『条件反射』をしているだけだなぁ…と、ふと感じた。
口に出す言葉が、コンピューターじゃなくても予測出来そうなほど、ワンパターンの条件反射。
たとえば、明日は雨と言われれば、特に用事もないのに、嫌だなぁと思ってしまう。
…そんな感じで、本当に自分にとって嫌なことかどうかにかかわらず、『嫌だなぁ』という反応が起きている。
まるでロボットのようにも見えてきた。
それは、おそらく、鏡に映る自分の姿なのだろう。
私は、ちゃんと感じているのだろうか?
私は、ちゃんと選んでいるんだろうか?
私は、ちゃんと今を生きているのだろうか?
条件反射で生きるな!
一瞬、一瞬を自分で選びとれ!
そんな思いが沸き上がってきた。