前にも書きましたが、世界の富豪が集まるエリアに住んでいます。
そんな土地で貧乏底辺生活を余儀なくされている我家。
決して夫の稼ぎが悪いわけではないんです!
出産以降、私は数年、専業ママをさせてもらっていたし、
ロンドン暮らし時代は、夫の税率はHiger Rateのカテゴリだったので
世間一般からしたら、稼ぎはよい方でしょう。
じゃあ、なぜ我家が貧乏かって?
それは、十数年前に買ってしまったフラット(マンション)のせいです
ロンドンの不動産は、いい投資になる!と思い込んでおりました。
数十年前の私達に、
バカヤローって心の中で叫んでます。
立地は最高ですよ。購入した当時は、新築でしたよ。
でも、絶対に手を出してはいけない物件に手を出してしまったのです。
立地もいいし、築年数もそんな経ってないし、
すぐ買い手がつくって思いあがっていた、5、6年前の私達に、
バカヤローって心の中で叫んでます。
スペインでは借家住まい。
スペインでは、借り手が不動産屋に払うお金(日本の敷金みたいなやつ)があったりと、色々と借り手が不利。
イギリスでは、大家さんの方が不動産屋に管理費を払う場合がほとんどで、イギリスでは貸し手が不利。
我家はまさにどちらも不利な立場
ロンドンのマンションは、スペインに移住前から売りに出しておりました。
スペインに引っ越す前、売りにだしてすぐにもらったオファーは、
私達の売り値から、少し値段の低いオファーだったので、お断りしました。
今考えると、この人達にさっさと売ってしまっておけばよかった~と、
まさに後悔先に立たず!
ちょくちょく買い手からのオファーがくるんですが、
何度も破談になったり、買い手がローン審査通らなかったり。
そして、イギリスの売買契約って、売り手にメチャクチャ不利!
(イギリスの不動産売買についても追々書いていきます)
2年前の今頃は、3回目の正式なオファーで、売買契約のプロセスも終盤。
ロンドンに一旦戻り、家具など一式全部処分して、とうとう我家ともサヨウナラ~かと思いきや、
売買契約破談
スペインに引っ越してきて、ほぼ5年。
ロンドンのマンションを賃貸していた時期もあるものの、
貸してると売るのが難しかったり、諸事情で貸せないということもあり、、、
我家は、スペインでの生活以外に、ロンドンのマンションのローン+マンション管理費+光熱費の基本料金(水道、電気は止めていないので)+諸税金の支払いがあるわけですよ。
住んでないから、税金払ってもなんの恩恵も受けられないのに、、、
そして、ここ数年、イギリスポンドが強い!
うちの収入は、ユーロとその他ポンド以外の外貨
弱い通貨で、そもそも強いポンドでの諸々の支払い
ロンドンに(自分達が住んでいない)マンション持ってるって、お金持ちそうな響きですが、まさにそれがうちの「お金がない」理由です。
でも、ついについに、売買契約がまとまりそうです。
2年前よりさらに一歩進んでおります。
とはいえ、オファーもらって話を進めては破談、を経験している私達は、現時点ではまだまだ喜べない。
現在、売買契約プロセスにあたっている諸担当者のうちの一人は1月中にプロセス完了できる見通しだと
まあうちのソリシター(法律関連の事務方の弁護士)は、けっこうスローなので、1月中はちょっと難しいかなぁ~って、個人的には思っていますが。
(イギリスでは、不動産売買に、ソリシターを雇う必要があります!)
プロセスの専門家が1月中というなら、そして実際1月中に完了できたら、言うことなし!
さあ、5年に及ぶ貧乏生活から抜け出せるか!?
貧乏生活から抜け出せたら、やりたいこといっぱいある!!
みなさん、一緒に祈ってください。一緒に見守ってください。
今度こそ、売買契約がうまくいきますように