本を読んで、久しぶりにみなさんに心からオススメしたい！！って思ったのでご紹介しておきます。
「ツバキ文具店」の鳩子さんと鎌倉の様子が大好きで続編である本作も読みました。
NHKのドラマにもなったので「ツバキ文具店」をご存知の方も多いかな？と思います。(ドラマも素晴らしかったです！！)
大好きな鳩子さんが変わらずにいてほっくりした気持ちになれました。
「ツバキ文具店」は、代書屋(誰かの代わりに手紙を書くことの専門家)なので、1作目では変わった依頼人から受ける代書の内容が最大の楽しみでした。本作では代書プラス鳩子さんが築いていく家庭そのものも楽しめました。
丁寧に色々なことを考えながら生きている鳩子さん。けして状況自体は穏やかでないこともあるのに、なぜか穏やかに感じられるというのはすごいです。私ならかなりドタバタ喜劇になりそう…
本作は「さすが『食堂かたつむり』を書いた小川糸さん！」 と思えるほど、食べ物の描写も素晴らしかったです。
こんな風に１つ１つのものを大切に料理して食べる。小川糸さん自身の考え方なのだと思います。
本のタイトル「キラキラ共和国」も最後まで読むと心から素敵だなと思えました。私もどこに行っても「キラキラ共和国」を築きたいです。
男爵やレディババとの関係のその後もぜひ読みたいので更なる続編を希望！！
本作を読む人は「ツバキ文具店」を先に読むことをオススメします。
ドラマも最高に良かったですよ
