またもやまとめメモの読書記録。
3冊読みました。

生還者/講談社
星星星☆☆

山岳ミステリー。
山で遭難したけれど助かった二人の人物。
しかしそれぞれ、同一人物を「あの人は私を救ってくれた救世主」だと言い、もう1人は「彼は裏切り者だ」と言う。
どちらの証言が嘘なのか?
そして、雪崩で亡くなった人の山に登った理由とは?!

山に登る人には非常にワクワクするミステリーだと思います!
私は山登りに全く詳しくないので、用具の名前だけではピンとこなかったのが残念でした。
後半まで、誰が嘘をついていて誰がどういう目的で行動したのか、誰が裏切り者なのかなど分からず、先をどんどん読み進めたくなる作品でした。


 
屋上のウインドノーツ/文藝春秋
星星星星

高校の吹奏楽部、青春ストーリー!

私にはヒロインの、すごーく後ろ向きな性格がちょっと理解できませんでしたが、そんな彼女を前向きに変えさせるパワーに惚れ惚れしました。
部活、いいね!
青春、いいね!!
大会など目標を持って取り組むことのできる部活は、買っても負けても人を成長させてくれますね。

 
院内カフェ (朝日新聞出版)/朝日新聞出版

 
病院内のスタバとかドトールみたいな病院とは関係ないチェーン店のカフェの話。
あくまでも病院とは関係ない店舗なんですが、病院内にあるということでいろんなお客さんがやってきます。
その中でも個性的なお客さんたちがカフェに来て起こったエピソードが最初に語られ、その後にどうしてそれらのお客さんたちがそんな行動をしたのか…という部分がそれぞれ語られる という形式になっていました。
カフェ というだけでもいろんなお客さんは来る場所だと思いますが、それが病院内であれば、尚更多種多様な人々が集まるわけで…。
謎というほど大げさなものが解明していくわけではありませんでしたが、なるほどね、こういうことだったのね と、ほっこりできました。