リケイ文芸同盟/幻冬舎
 
☆☆

タイトルが非常におもしろそうだったので手にとりました。
確かに理系の人が出版社で働いたらどんな感じになるのか?!と興味がわきました。
理系の学部出身というだけで作家が「どうしてこんな人を担当につけたんだ!」と怒り出したりするシーンは非常に興味深いなぁと思って読みました。
ただ、せっかく「リケイ」がメインのお話なのだから、その「リケイであること」が出版社でどんな風に生かされているのかを知りたかったです。
違う畑で戦っている理系の人たちがいろいろありながらもその理系の力を生かして輝いていくところが読みたいというか。
そういう意味で、読後感が薄かったのが残念!!