タイルクラフト!と思ってこのブログを見て下さっている方は、このタイトルにびっくりされたことでしょうね!
私は読書も大好きなので、読んだ本の記録もこのブログで綴っております。
「同じく読書、好きです 」という方がいらしたら、ぜひコメント残して下さいね!


総理大臣暗殺クラブ (単行本)/KADOKAWA/角川書店
 
☆☆☆

初めて読む作家さんの作品でした。
このタイトル、結構衝撃的ですよね。
しかし内容は高校生がくだらない理由(と言ったら失礼になりますかね )で「総理大臣を暗殺しよう!」と決意し、政治部という名で、中身は総理大臣を暗殺することを目標とするクラブを作って活動する話でした。

いや~~、人を一人殺すのに、その動機は浅すぎるでしょ! と、突っ込みどころ満載でしたが、一つの目標に向かってそれぞれが向上していく感じは学生らしくて良かったです。
生徒会長を選出するのに協力した一件が一番ドキドキしました。
しかし、やっぱり現実的に私が高校生だった時にこの人を選んだか?と考えたら、ちょっと無理があるよなぁ。
モスキート音を活用しすぎだし!
怪しげな生徒や先生がどんどん登場して、誰が信用できるのかできないのか探りながら読むのが楽しかったです。
登場人物の背景や個性がはっきりしていて、本当に変わり者ばかりの集まりだよなぁって感じた作品でした。
そしてラストは「えっ、そういうオチ?!」と感じてしまいました。



そうそう、モスキート音といえば、夫が近所のある場所を通る時に
おとうさん。 「この辺、いつもモスキート音出してるよね~」
と話してきたのですが、私は
おかあさん。 「??? 何のこと? 私はモスキート音がどんなものなのかすら、聞いたことがないから分からないよ」
と答えたところ…
おとうさん。 「えっ、もしかして年齢的に聞こえない?!」
って笑われました。

…ウウウッ、この本に、モスキート音が聞こえる範囲などは、個人差が大きいって書いてあったよ!!!! 
でも、なんかちょっとクヤシイ……
 



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