昨夜のカレー、明日のパン/河出書房新社


星星星☆☆


何が一番好きって、このタイトルです!!
昨夜作ったカレーは、次の日にはもっとおいしくなっているはず…。
そして明日のパンって、なんだか希望に満ちている…。

というものすごーい期待を持って読みました。
結果としては、タイトルの昨夜のカレーも明日のパンも確かに出てきたけれど、印象薄くてその点がちょっと残念。

亡くなって一樹という人物にかかわりのある人たちの物語でした。
みんなそれぞれ死を受け入れ、受け止めていく過程が違いますね。
全体的に前向きな印象だったのが良かったですね。