万能鑑定士Qの事件簿 I (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)


星星星☆☆

松岡氏の本といえば、「千里眼シリーズ」にはまった時がありました。
どんどん新刊が発売されて、読んでも読んでもまた出た!!って感じだった印象があります。
そして千里眼シリーズはもう終わったのかな?
それ以来、松岡氏の本を読んでいませんでした。
気がつけば、この「万能鑑定士Qシリーズ」も、ものすごーーくたくさん出版されているのですね~~。
もうすでに10巻以上が図書館にずらっと並んでいて、読むのが遅い私は圧倒されてしまっています。
まあ、とりあえず一巻目を借りてきました。

千里眼シリーズのヒロイン、岬美由紀は猛烈に体力派でかっこいいイメージだったのに比べ、今回のヒロインはちょっとひ弱に感じてしまいました。
岬美由紀がそれこそ華々しく万能なヒロインというイメージで千里眼シリーズが始まったのに対し、鑑定士Qはヒロインの弱い部分が最初に出てきて、そこから一気に成長する感じでした。
ちょっと一気に成長しすぎて無理があるような感じもしましたが…。
まだ1巻目なので、今後この「万能」鑑定士がどう活躍していくのか、期待しちゃいます。

…ということで、続きも読もうと思います。