鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール/総合法令出版


星星星☆☆

現実に起きる出来事は1つの結果で、それは自分自身の心のなかに原因がある というのを知るための本でした。
自分の思い通りにいかないときに、誰か他の人が悪いと決めつけるのでなく、自分自身の中に何かわだかまりがあるのではないかと掘り下げていくのはとてもいいことだと思いました。
そして登場人物の父親が電話で泣き崩れるシーンでは、長年の父親の気持ちを想像して泣けました。

しかし、この本の中の登場人物はそのあと息子のことなどすんなりうまくいったけれど、こんなにうまくいくものか? 原因は1つとは限らないのではないか? などと考えてしまうと、どうもすっきりしませんでした。
何も行動しないより、1つずつでも自分の中のことを整理していくのは大切だと思いますが、もしうまくいかなかったときはさらに暗い気持ちにならないかなぁ。

自分の両親やパートナーに感謝の気持ちを伝えることは、とても大切だと感じました。