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豊島ミホさんの小説といえば「檸檬のころ」くらいしか知りませんが、純粋な感じの恋愛モノというイメージだったので、今回は官能っぷりに面食らいました。
これでもか！というくらい、官能シーンばかり。
う～～む。
確かに純粋な感じの恋愛モノもありましたが、どれも私の恋愛価値観とはかなりずれていて共感できず。
唯一はゴミ収集のお兄さんがやっと結婚したけれど事故にあってしまって…というストーリーの奥さんには共感というか、かわいそうだなぁと思いました。
この本の中では田舎育ちの人たちが都会に出てくるけれど、やっぱり故郷っていいなと思ったり実家に帰ってみたりするシーンが印象的でした。
私自身は東京育ち、田舎暮らしの人なので、その辺りも共感できるものがなく…
純粋な感じの恋愛が好きですわ。
二股かけたり適当に付き合ってみたりするのは反対派の私でした。
