こんにちは!今日は石塚が活動をご報告しますリラックマ

今日も横井施設長が当麻町内にある施設を案内してくださった後、以前ご自身がまちづくり活動に加わっていた「剣淵町」へ連れて行ってくださいました。


最初は、当麻町内のグループホーム。ここでは、重度の障がい者の方々4名が生活してます。北海道当麻町インターンシップ2期生のブログ
各自個室をもち、調理台、冷蔵庫、バスルーム、トイレ、テレビ付きです。(家具は個人のものです。)

そもそも重度の障がい者だけのグループホームをつくること自体、様々なトラブル発生が予想されるため、避けられてきました。まして、各自に家具のある個室で生活してもらうことなど考えられないことでした。しかし、前回のブログでも書いたようにこれらはデンマーク、スウェーデンでは当たり前のこととして進められており、今後日本でも増えていくのではないかと思いました。このような施設を地域に建てるには住民の理解があってこそです。ここでは近所の農家さんが野菜をもってきてくれることもあるとお聞きして、いい関係が築かれているのだと感じました。


そしてそのまま剣淵町へ。剣淵町では「絵本の里」をコンセプトとし、そのシンボルが「絵本の館」です。途中で立ち寄ったのが、剣淵町の道の駅「絵本の里 けんぶち」です。ここには「絵本の館」の分館が設置されており、地場産品の販売されていたり、直売所や地元食材を味わえるレストランもあります。
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「絵本の館」の分館。


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道の駅「絵本の里 けんぶち」の直売所。野菜の栄養に関する説明書きあったり、お試し用の小さな「ゆめぴりか」が販売されていました。今度またゆっくり見て回りたいと思いましたおんぷ


「絵本の館」は、日本・海外の絵本50000冊を収蔵し、無料で開放し、町民以外の来場者も絵本をかりることができます。
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大人も楽しめる絵本ということで、多くの家族連れが見られました。


ここでは、当時まちづくり活動で尽力された「けんぶち 絵本の里をつくろう会」元会長の高橋さん、芸術家の小池さんにお話をお聞きしました。当時は「絵本の里」という構想自体が理解されずに意見の対立も多く、決して平坦な道のりではなかったそうです。批判をものともしなかった高橋さん、高橋さんとともに活動し外からの視点をいれた横山施設長、その動きを後押ししてきた小池さんをはじめとする多くの方々、これらすべての方いたからこそ今日の剣淵町があるのだと感じました。

また、高橋さんは「自分たちは絵本の専門家ではなかったからこそできたこともある」とおっしゃっていました。異業種の人々が集まり、議論して進めてきたことが大きかったそうです。お話を伺って、まちづくりにおける「ヒト」と「地元主体」の重要性を改めて学びました。


また、「絵本の館」館長 佐藤さんには、収蔵されている絵本の原画を見せていただきました。やはり印刷上、原価そのものの色を絵本に表すことは難しいそうで、原画を見ると迫力や繊細さの違いに驚きました。貴重な品を見せていただき、ありがとうございました。


「絵本の里」をあとにして向かったのは、「ビバアルパカ牧場」と小池さんのお宅。「ビバアルパカ牧場」では、かわいいアルパカをすく近くで見ることができ、触れることもできます。今年生まれた赤ちゃんにも会うことができました。
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黒や茶色、灰色とアルパカの毛の色にこんなにも種類があることを初めてしました。もこもこの毛がかわいい!


小池さんのお宅は大正時代たてられたヨーロッパ様式の建築物で、ご自身の作品が展示されているほか、製作活動もここで行っています。アラプペ技法で描かれた作品は、可愛らしいものや幻想的なものなど想像を膨らませたくなるような素敵な作品の数々が飾られていました。一本柱の歴史ある建物自体は今後、剣淵町に寄贈されるとのことでした。ありがとうございました。


夕方からは、当麻町の「仮装盆踊り」に参加しました!役場チームに入れていただいて、私たちふたりもエイトレンジャーに変身ですヾ(@°▽°@)ノ他の参加者・参加団体のみなさんの仮装もチョッパー、マリオのキャラクターたち、大黒様…と気合の入った衣装ばかりでした!このお祭りには役場の若手の方が多く参加されていて、同年代に近い方と交流を持ててとても嬉しかったです♪


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エイトレンジャー勢ぞろい!

明日は、1日フリーの日。迫りくる報告会に向けて頑張ります!次の更新は月曜日の活動についてです。お楽しみにーきらきら!!