8/11(祝)、娘と長男の空手の試合@八王子



高1の長女は『一般女子の部』デビューになった。

つまり、高校生以上の大人たちと戦う。


大会2週間前にトーナメントが発表され、

1回勝てば2回戦で強豪選手と当たる。

20歳くらいだろうか。

我々のフルコンタクト空手界では超有名な、

『軽量級の女王』。


だが親は決して弱気な姿勢を見せてはいけない。

子どもはそれを敏感に感じとる。

男には、強い相手とわかっていても立ち向かっていかなければいけない時がある(娘だけど😁)。

それは人生で何度もある。


『100人中、98人は相手が勝つと思ってるけど、

俺とお前だけは、お前が勝つと信じてる。

お前のしてきたハードワークは、俺とお前しか

知らないから。だから皆を驚かせてやろうぜ』

と、試合まで言い続けた。

技術では及ばない。若さとスタミナ勝負だ。


それから長女は学校の陸上部の合宿から、足をひきずって帰ってきた。走り込みがこたえたようだ。


無理矢理整形外科に連れていき、原因不明でMRI。

足首の骨挫傷と診断で、2週間の絶対安静😢

テーピングもサポーターも痛み止めも何も、運動しちゃ駄目だと言われた。

父としては、むしろ骨折してくれていた方が、

ちゃんと休んでくれるのに。


8/11空手大会

8/12.13 陸上大会


本人はどちらも、休む気はさらさらない。

『引く勇気も大切だ』と伝えても意味なし。


もし自分が高校生の時、同じ状況だったら?

そう考えると、説得をあきらめサポートに徹した。

ケガのリハビリは私の本職だし、

ケガを言い訳にする奴でもない。

足が折れても絶対に負けないと、

勇気を持って挑戦してこい!


迎えた当日、痛み止めを飲ませ『これ、超効くクスリ、法律ギリギリだから』

と嘘をつく(やや苦しいか😅)


1回戦を勝ち、ついに来た女王との対戦。


(手前の明るい白の道着が娘)

本戦2分、動きも手数も負けていないが、

試合巧者の相手に有効打もさほど打てていない。

むしろ多く打たれている。


判定でギリギリ、延長戦(2分)へ。


父にはわかるが娘の息は、開始1分で上がっていた。

緊張、受ける圧力に相当体力を削られていた。

だが相手も、肩で息をしていた。



『お前の方がスタミナあるぞ!』


『ここが頑張り時だぞ!』必死で声を枯らす。



延長戦ラスト20秒、明らか劣勢となり万事休す。

0-5の判定負け。




悔し涙が溢れていたが、ほんの爪痕は残せたか。

気持ちだけは負けていなかったか。


女王の強さを体で感じ、これから自分が

何をすべきか学べたことで、

大会に強行出場した価値はあった。


ケガをした際、『棄権』を考えた父である自分を恥じた。

言い訳せず、試合も試合までも立派に戦い抜いたぞと褒めた。

そして、『はい、アイシングしますねー』と足を即冷やした。


商売人の子どもだから、『元を取る』ことには敏感である。

空手の大会参加にはそれなりの金額を支払う。


欠場して得るものは、安心と安静。

勝ってトロフィーを取ることは素晴らしいが、

負けたとしても自分次第でそれ以上の価値にする。


負けて、さらに強くなるキッカケにする。

親子で貴重な経験をした。


対戦相手の女王様、ありがとうございました。

すぐに追いかけます!


翌朝、いそいそと陸上大会@八王子に向かう娘でした。

そして、朝6時から車で送る父でした😢


(拳も痛めた様子です😓)