高2の娘が約1ヶ月のオーストラリア留学から帰国した。
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1週間後には、文科省へ報告のプレゼンに行き、
『トビタテ』の留学は無事に終わった。
報告までちゃんとしないと、留学奨学金は出ないのだ。
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現地のホストファミリーはなかなか厳しい方で、
他国の女子高生といえど、『自主自立』を求められたようだ。
はじめは、娘含め3人の日本人女子がいたのだが、
1週間以内に2人とも逃げ出してしまった(他のホストファミリーの家に行った)らしい。
娘は1人になり、向こうのご夫婦と3人で生活し、
とても可愛がってもらった。
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なぜ他の2人はいなくなったのか。
一番は、『自分をお客さん扱いしてくれなかった』からではないかと思われる。
調べてみると、ホストファミリーを巡るトラブルは色々とあるようだ。
最近の言葉で『ホストファミリーガチャ』と、
いったところか。
娘は幸い、ホストファミリーや語学学校で、
周りと上手くなじみ、自分の目的を達成できた。
(実は一度だけ泣きの電話があった😅)
『全く新しい環境に適応する』
これが一番の収穫だったと娘は話した。
ポイントは、『愛嬌と体力』だったとのこと。
日本とは異なり、見ず知らずの他人とのコミュニケーションが多い。
自分が明るく振る舞えば、相手から同じように返ってくる。日本語が通じない環境ではなおさら。
家では変わらず愛嬌なしだが、
慣れない英語と笑顔をふりしぼったのだろう。
アクティブなホストファミリーのすべての誘いを断らず、毎日2~3時間の犬の散歩や、1日かけてのサイクリング、3つの海を連続で海水浴ハシゴしたようだ。
体力をつけてくれた空手に感謝だと言っていた。
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勉強やら研究課題やら収穫は他にもあるのだが、
父としては、本当に大切なことを経験してきてくれたと大満足である。
私の経営する『ひばり整骨院』でも、4月から新人を迎えている。
すぐに辞めた人もいるし、踏ん張っている人もいる。
『新しい環境への適応』が上手くいくかは、
その人がどう育ってきたかが大きく影響する。
何が正しいかよくわからぬ若い時に、
厳しい人や環境に慣れること。
すぐに逃げ出さないこと。
『○○ガチャ』とか言って、周りの環境や他人の責任にしないこと。
そもそも、ガチャガチャは『何が出てくるかわからない』ことが楽しいもの。
ほとんどの人はアタリが出てこない。
ガチャガチャで外れた時、それをどう楽しむか。
それがその人を、アタリ以上の価値にする。
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