去る10月1日、
長男が空手道場の昇段審査に臨み、
黒帯を頂いた。
4年前、私と娘は同じ道場で黒帯を頂いた。
フルコンタクト空手、我々の道場における黒帯は、
『強いから』『上手いから』頂けるものではない。
心・技・体を評価され、
上の人から声が掛からないと、
挑戦する権利を得られない。
実は4年前、私も娘も黒帯のお話を頂いた際、
一度辞退を申し出ている。
当時自分は、黒帯には未熟だと思っていた。
心技体、どれも足りていないと。
当時の館長先生にお話して頂き、結果挑戦したが、
今回、長男の挑戦にあたり辞退は申し出なかった。
もちろん、彼が未熟なことはわかっている。
4年前の自分に一番に足りていなかったのは、
『覚悟』だった。
黒帯を頂いて痛感したのは、
『黒帯を巻いてからがなお大切』ということ。
黒帯に見合う自分を作っていく。
なので今回、長男には『審査も大切だが、
そのあとがもっと大切だ』と伝えてきた。
お話がきた以上は、受けなさい。
その代わり、覚悟を決めろ!
今後お前は、常に黒帯として見られ続けるぞ!
(昇段連続10人組手 姉と弟)
(父と息子)
無事昇段審査を終え、話をした。
『他の誰よりも、稽古で出しきること』
『黒帯を巻いたからこそ、謙虚でいること』
『帯の色関係なく、人には自分から挨拶すること』
『黒帯だからこそ、周りの人の為に動くこと』
未熟でも、日々積み重ねることで成長してほしい。
黒帯と一緒に、『成長の近道』を頂いた。
私も同じ。
一緒に頑張ろうな!
皆様、ありがとうございました。