整骨院の昼休み、スタッフがトレーニングに励む中、団子を喰ってお茶してる妖怪がいた。
その後、ヤザ副院長と新しくオープンしたラーメン屋に向かった。
濃厚なラーメンが売りとのことで、楽しみに向かった。
店の外に、張り紙がしてある。
「店内1人で回している為、お待たせすることがあります」
店を覗くと、ガラス越しに店員さん(1人)が大きく手で丸をしている🙆。
「今、いけまっせ」という意味だろう。
2人で店内に入るといきなり、「うち、二種類しかないんすよ!」と言われた。
「あ、はあ」
メニュー表を見ると、確かにラーメンが二種類しかない。
「お水はセルフサービスです」と張り紙があって、ヤカンとコップが置いてあった。
トムはラーメンを喰う前に、もうこのお店に来ることはないと思った。
単価の安い業種だから、すごく良いサービスなど期待してはいない。
ただ、お客さんにストレスを多く感じさせてはいけない。
トムは、ストレスを感じた店には2度と行かない。
いくら味が旨くても、そのお店に1円も払いたくない。
トムは客だから偉いとかではない。
サービスを提供する側と、受ける側は、対等で良いと思う。
だが友達ではない。
アットホームとフレンドリーは違うのだ。
そして、張り紙ばかりのお店も好きではない。
どうしてもお客さんに伝えたいことなら、張り紙をしていても口で伝えろ。
それは、サービスを提供する側の義務だ。
なーんて、やかましいことを感じるのだ。
トムは午後の仕事を少し抜け、今度はアットホームな店に向かった。
施術の質、受付サービス、院の清潔さと全てレベルが高く素晴らしい(Q.S.C+Vの概念)。
白澤院長の「はり、灸」合わせたボディケアコース2回で、トムの体はすごく楽になった。
寝付きがよくなり、首と腰の痛みがほぼなくなった。
自分が良いと思ったお店には、時間やお金をかけても来たい。
ドラッカーの名言である。
「顧客は商品を買うのではない、満足を買うのだ」
翻って、ひばり整骨院はどうだろうか。
院長としてのトムの仕事は、決して自分が治療しまくることではない。
院内で、患者さんにストレスがかかっている場面がないか等をチェックすることも大事なのだ。
偉そうに言っているが、これらも全てピープル・ビジネス・スクールで学んだことであり、以前のトムは我流の経営に走っていた。
そろそろ、セミナーが近づいてきた。
最近は体ばかり使っていた。
筋肉も、脳みそも、たくさん使うぞ!