トムには親友がいる。

ここ何年か連絡を取っていないが、親友である。

奴はトムより3つか4つ年下だが、トムに無いものをたくさん持っていて魅力的だった。

優しくて、オシャレで女性にモテた。

しゃべりが上手で頭の回転が早く、奴にたくさんのことを教わった。

トムは奴を年下とは思えず、よくつるんで遊んでいた。

トムと奴は、刺激し合えていたと思う。

だから、奴といる時間が楽しかった。



そのトムの親友は、心を病んだ時期があった。

よくおちゃらけている割には、真面目で優しすぎるところがあった。

優しすぎるが故、心をケガしてしまった。

トムは奴を守るべきだったのに、トムが奴を傷つけてしまったかもしれない。

そして、トムの元を離れた。



だが時期が来ればまた、会うと思っている。

互いに成長して、互いの舞台で活躍すればまた会う日が来る。



知人から、奴と連絡が取れないと聞いた。

知人は、心配していた。

トムも、心配している。


誰もお前を怒ってない。

昔と同じように、たくさんの仲間がお前を心配している。



お前、このブログたまに見てくれてるよな。

そんな気がする。


ゆっくり休んだあとで良いから、

トムでなくても良いから、

心配している人に連絡してやれ。


お前がケガ人だって、皆知ってるから大丈夫だからな!