誕生日が近いトムに、ヤザ副院長がプレゼントをくれた。

ヤザ副院長は、毎年トムに嬉しいプレゼントをくれる。

今年は、このTシャツだ。




トムは昔、消防士になりたかった。

(当時は裸眼での最低視力が決まっていて、近視のトムは志願できなかったと記憶している)


それを知ってか、ヤザ副院長の粋なプレゼントである。


(カメラを向けると必ず何かしてくれる、お茶目なヤザ副院長)



そういえば、昨年はカバンをくれた。



「ヤザ副院長は、トムをどう仕上げたいのか?」と、問うた。



「ワッス」



はい?



「和っす」





トムを長年支えてくれているヤザ副院長は、ポージングを求めてくる。



やれ、トムの親指は短い。


手がカニパンみたいだ。




挙げ句、「トム院長!体もカニみたいです!ニヤニヤ




めでたい日には、喝は出ない。


だがトムの心の炎は、まだ消えてはいない🔥