ひばり整骨院では、院長トムとヤングスタッフたちで一人一冊の、「成長記録ノート」を書いています。
 


(名前は付箋で隠しています)


日々懸命に仕事に励む中、本人では気付かぬ成長を褒め、やりがいを見つけてもらう為です。

今日一日の自分の仕事の中で、

「良かったこと」

「改善すべきこと」

「トムに伝えること」

などを記入してトムに提出し、トムも一人一人にコメントを記入する。


当院のエース、ヤングなでしこにはもう一項目。

「本日のパクり言葉」なるものが存在する。 

先輩が患者さんに伝えていた「良い言葉」を、自分の耳で聞き出して記入してもらうのだ。

院内に常にアンテナを張り、良い言葉をパクり、自分の施術に活かしてほしいのだ。


初めは誤字脱字の訂正ばかりだった。

タメ語で書かれたこともあった。

絵文字風に書かれたこともあった。


だがトムも小さな喝をコツコツと(カツカツと)続け、ヤング達も成長し立派な文章が書けるようになってきた。

本人たちももちろんだが、トムも時間と労力を費やす。

だが、スタッフたちの成長こそがトムの一番の喜びなのだ!



昨日は、バレンタインデー。

トムは、ヤングたちに早く帰るよう促した。

「彼らにプライベートも充実させてもらいたい」

「デートの予定が入っているかもしれないしな」

先に皆を帰らせ、ほくそ笑んでいた。

もちろん、「成長記録ノート」も提出されていた。


だが、見慣れたいつものノートではない。


やや、表紙がアレンジされたノートがそこに一冊存在した。




(左のノート→⭕  右のノート→❌)


喝!!!


勝手に表紙に何か貼るんじゃない!



だが、これはトムをも成長させるノートでもある。


今日は喝だけじゃ終わらせないぞ!




(裏表紙に貼ってやりました)