そんなこんなで名前を呼ばれるまで診察室(別の)前で待っていた。

ふっと顔をあげたその時、目の前にみたことある顔が


やば!!!


瞬間的に顔を伏せた。

ちょうど一週間前退職した先生だ。しかも私とは同い年なのだ。

彼女は1児の母で夏ごろ双子を出産予定でそのために今年度で退職したのだ。双子のため総合病院を探していたのは知ってたけど同じところだとは。。。


ふつうなら「ひさしぶり!ココにしたの?がんばってね!」などと気のきいた言葉を掛けられるのですが今日は、そして今はこの鉄のハートを持った私も無理!!!絶対笑顔で話ができないと思っていました。


多分気づかれていないはず。。。


彼女は私に気づかず通り過ぎて行きました。


そして名前が呼ばれ手術のこと、そしてその前に受ける検査のことについて説明を受けました。


もろもろの会計も終わり車に乗る。

今日は午後からの出勤だから一度家に帰ろう。とりあえず落ち着こう。


旦那は仕事中なのでとりあえずラインをいれておく。



再手術になってしまった。。。



あとで思い返せばなんて不安をあおる一文なのかと思った。



家で一息ついてから、お昼休みであろう人に電話を入れた。とりあえず誰かと話をしたかったのだ。

境界悪性。再手術。


ん?



もちろん私は一般ぴーぷる。医学用語はわかりませーんが、なんかよくないことを言っているのは感じました。あと、再手術ってのはいちお28歳になっておるので理解できました。



で、医者が説明をし始める。


右側の卵巣にあったのはやはり血液を含んだもので、チョコレートのう腫だったのは予想どおりでした。その時に左側になんだか魚の卵みたいなプツプツしたものがあって、こりゃあいいものじゃなさそーだってんで取ってみたんでやんす(先生、江戸っ子じゃないよ。あたしの頭の中ではこんな風に聞こえてた。)

で、それを病理検査に出したら境界悪性腫瘍だった。まさかの結果で私もびっくりよ。今年はいって初めてのびっくり。よ。この業界、こーゆうびっくりなことは年に4,5回あるけどね、今年初だったよ。


うん、うん。ちょっとしたくじ引きにでもあたった感じなのかい、先生!


とまあ、ここまではまだ理解しきれていなかった。余裕があった。



でね、境界悪性腫瘍ってのはね

卵巣の腫瘍には『良性』と『悪性』の他に、その中間に属する『境界悪性』ってのがあるんだよ。悪性はつまり、『ガン』ね。

境界悪性はガンではないけど良性でもない。悪さはそこまでしないけどガンのように増えることもある。



ん。ん。『ガン』とな?

今、『ガン』とおっしゃりましたか?

よくドラマとかで『ガンです。余命○か月です。』とかっていってるやつ??

あたし28歳ですけど。めっちゃ元気ですけど。せーりもふつうに来るんですけど。結構今幸せに暮らしてるんですけど。。。いろんな気持ちがじわじわ出てきた。



で、この境界悪性っていう結果がでたからには卵巣、卵管、子宮、もろもろ取らなくちゃいけない。

ただ、あなたは妊娠希望してるから左の卵巣、卵管、大網の切除ということで開腹手術になります。

なにか聞きたいこととかあるかな。



頭の中は真っ白で

わかんないことはたくさんあるけど

でも、でもそれが言葉にならない。



予想していた結果とは真逆の展開についていけなかった。

「えっと・・・ごめんなさい。」やっぱり気持ちがあふれてしまった。涙が止まらない。


そうだよね。

そういってティッシュを渡してくれた担当医。

お医者さんて大変だ。つらいことを伝えるのって苦しい。



とりあえず落ち着きを取り戻し、入院の説明を受けるために一旦診察室を出る。


苦しい。苦しすぎる。だって周りにはおなかのおおきなママさんたちがいっぱいいる。

あーーー違う世界に行きたいよーーー





タイトル通りです。


前回の日記からほぼ2カ月経ちます。初めての入院のこととか手術のこととか諸々ゆっくり書いていこうとおもっていたのですが


私も予想していなかったことが起こりました。


あれは3月9日。(レミオロメンが連想されますね。。。)

2月の手術結果を聞きにいきました。


このときは右側に子宮内膜症(チョコレートのう腫)があり、見た目健康そうな子宮をしているのだけれど、これが悪さをしていそうだからきれいにしておこう!って感じの前向き手術だったわけです。

だから

この日もささっと手術はうまくいったし、さあ妊娠にむけていこうじゃないかー!っていう言葉を大いに期待というか、あったりまえに聞けると思っていたわけです。

このときには保育士として働いている私も次に担当するクラスが決まっており、しかも来年は年長児ということで元気になったし気合十分だったわけです。


なのに


なのに


な の に!!!



医者から告げられたのは


左卵巣 境界悪性の疑い

再手術


という言葉だったのです。つづく。

18日入院生活2日目


6時過ぎ

起床、てか起こされる。

浣腸しますね。とのこと。浣腸はむかーしむかし超便秘な乳児のころにお世話になった以来でした。

浣腸って痛いイメージ(指でブスってやるような痛さ)だったのですが、おしりにチョロチョロ~っと液をいれていき、トイレへの移動中におなかがグルグル~

ってな感じでした。


8時過ぎ

旦那と実母、実祖母、義母が来る。私は血栓予防の靴下を履き、T字帯(オムツみたい)をはいている。


9時過ぎ

そろそろ(手術)ですよ~と声を掛けられる。

手術室まで歩いて移動。手術室の前で家族と別れる。なんか悲しくなって涙出る。


手術室までナースさんに慰めてもらう。(すごく心強い、ある意味家族より。笑)

手術室はこんなにたくさんあるのかと思うくらいだった。(私が入院した病院は県内一番の大きさでした。)

ここですよ~と言われ自分で手術台によじ登る。ここで付き添いナースさんとはお別れ。

手術室にはぱっと見5人ほどのスタッフがいる。麻酔科の医師2名、手術助手のナース3名。これに出頭する医師2名が加わるのかな。簡単な手術だというのに1人に7名のスタッフってやっぱり手術は大ごとだ!!

右手に血圧計、左手に点滴を入れる。点滴がすぐに刺さらず困らせる。たまたまさっき出てた涙が溜まって流れた。すると、痛いね~ごめんね~と点滴の痛さに泣いたのと勘違いされる。

(子供だ!子供だと思われてる~あせる

足も固定され、(これちょっとこわい。今から何すんの!?人体実験?って感じ。)

マスクを当てられる。普通に酸素?

じゃあ麻酔入れていきますね。と言われる。

返事をしてすぐに目がかすむ。

ぼーっとしてきました。といったのを最後に記憶がなくなり、おちた。。。

手術の記録!


今回受けたのは右側卵巣チョコレート嚢腫4cm、左1cm。ついでに卵管造影検査。


17日(火)入院1日目。

10時

病院に入る。付き添いは旦那。優しいナースさんに説明を受ける。

すぐに下剤を飲まされる。

これが、くっそ飲みにくい。味はレモン?オレンジみたいで酸っぱい。酸っぱいものは苦手ではないので大丈夫かと思いきや、ぬるくて紙コップにフルで入ってて飲むのだが進まない。。。


12時

初めてのお昼ごはん!メニューは。。。

私の苦手な物てんこ盛り。。。そして下剤のせいか気持ちのせいか食欲がない。。。ほぼ残したダウン


14時

手術の説明を受ける。

旦那に加え、実母、義母、私で聞く。

手術の内容はあらあら知ってたけど、どうやらチョコレートさんのせいでかなり腸と癒着している可能性が高いそうでそこもはがしていきますよ。ということ。

あと、卵管造影検査についても。通っていたらいいのだけど無理ならもう体外受精しかありませんよと。

た、た、たいがい!?

これは寝耳に水といいますか、ちょっとびっくり。私にそこまでの知識がなかったからか言葉が出ませんでした。


18時

最後のごはん。

旦那さんもずーっと付き添ってくれてて疲れたのか私の寝る予定のベットで仮眠。(どっちが病人なのやら)

夕飯はわりと食べられた☆


20時

面会時間が過ぎたので旦那が帰った。。。

ひま。。。


21時

ここから絶食。(まだ水分は飲める)

そして消灯。

ひま。。。

そうそう、OS-1という飲み物(経口補水液?)をペットボトル2本分飲まなくちゃいけなくて飲み始める。旦那が「あれはくっそまずいぞ!」と言ってたのだが、昼間の下剤に比べればなんてことない。ごくごく飲めたひらめき電球(冷やしておくのがいいかも!)


24時

ここから一般的な飲み物はNG(OS-1は7時までおけ)


なかなか寝れずに過ごした。