境界悪性。再手術。
ん?
もちろん私は一般ぴーぷる。医学用語はわかりませーんが、なんかよくないことを言っているのは感じました。あと、再手術ってのはいちお28歳になっておるので理解できました。
で、医者が説明をし始める。
右側の卵巣にあったのはやはり血液を含んだもので、チョコレートのう腫だったのは予想どおりでした。その時に左側になんだか魚の卵みたいなプツプツしたものがあって、こりゃあいいものじゃなさそーだってんで取ってみたんでやんす(先生、江戸っ子じゃないよ。あたしの頭の中ではこんな風に聞こえてた。)
で、それを病理検査に出したら境界悪性腫瘍だった。まさかの結果で私もびっくりよ。今年はいって初めてのびっくり。よ。この業界、こーゆうびっくりなことは年に4,5回あるけどね、今年初だったよ。
うん、うん。ちょっとしたくじ引きにでもあたった感じなのかい、先生!
とまあ、ここまではまだ理解しきれていなかった。余裕があった。
でね、境界悪性腫瘍ってのはね
卵巣の腫瘍には『良性』と『悪性』の他に、その中間に属する『境界悪性』ってのがあるんだよ。悪性はつまり、『ガン』ね。
境界悪性はガンではないけど良性でもない。悪さはそこまでしないけどガンのように増えることもある。
ん。ん。『ガン』とな?
今、『ガン』とおっしゃりましたか?
よくドラマとかで『ガンです。余命○か月です。』とかっていってるやつ??
あたし28歳ですけど。めっちゃ元気ですけど。せーりもふつうに来るんですけど。結構今幸せに暮らしてるんですけど。。。いろんな気持ちがじわじわ出てきた。
で、この境界悪性っていう結果がでたからには卵巣、卵管、子宮、もろもろ取らなくちゃいけない。
ただ、あなたは妊娠希望してるから左の卵巣、卵管、大網の切除ということで開腹手術になります。
なにか聞きたいこととかあるかな。
頭の中は真っ白で
わかんないことはたくさんあるけど
でも、でもそれが言葉にならない。
予想していた結果とは真逆の展開についていけなかった。
「えっと・・・ごめんなさい。」やっぱり気持ちがあふれてしまった。涙が止まらない。
そうだよね。
そういってティッシュを渡してくれた担当医。
お医者さんて大変だ。つらいことを伝えるのって苦しい。
とりあえず落ち着きを取り戻し、入院の説明を受けるために一旦診察室を出る。
苦しい。苦しすぎる。だって周りにはおなかのおおきなママさんたちがいっぱいいる。
あーーー違う世界に行きたいよーーー