この日のレッスンのテーマは、「アスティヤ」(不盗)。物を盗まない、というのは当たり前のことですが、これには“物の流れを止めない”という意味合いも込められています。
私たちは日々、自然からたくさんの恩恵を受けています。太陽の光、水、空気、食物 etc. それらは与えられて当然のものではなく、自然から“借りている”もの。それゆえ、日々、感謝の気持ちを忘れてはいけない、というヨガの教えです。それは人間関係においても同じで、人に親切にされたりやさしくされたら、必ずそれを返さなければなりません。もらいっぱなしではなく、相手と気持ちのキャッチボールすることで、調和やつながりが生まれてきます。
ということで、調和するために必要なバランス感覚を養うのにぴったりな「ブルクシャ・アーサナ」(木のポーズ)をメインに、レッスンを組んでみました。
片足でバランスを取りながら木の枝のように手を大きく広げる、気持ちのいいポーズです。脚力はもちろんのこと、意識を集中していないとすぐにグラついてしまいます。自分の心の状態や軸を確認するのにも役立ちます。
