母は町が断水中の時にショートスティーに行っていて、不便な思いをしなかったのは良かったのですが、帰宅したときに施設の人に様子が変だと言われた。

 『食事をほとんど食べない、何もわからないと言って無口になった。ほとんど歩かなくなった。無気力になった』というようなことだった。

 昨日、ディサービスに行くときに準備が出来ていない。以前は、自分で前日に準備していた。自分の下着やバスタオルがどこにあるのか全くわからない状態になった。これは、ショートスティー先で洗濯していたものがあったので、持たせた。

 歩き方もいつもと違う、ふらふらと勢いがなくなった。階段を下りるときも、以前は一人で手すりにつかまりながら行っていたが、私が手を貸さないと降りることが出来なくなった。

 『何もわからない。何も出来ない。馬鹿になった』と何度も繰り返して言う。テレビを良く見ていたが、テレビもつけずコタツに突っ伏している。部屋全体が暗い感じがする。

 自分の二つの部屋に昼でも蛍光灯を点けている。寝るときに、蛍光灯を点けて寝るようになった。ちょっと前までは『寝るから、消して頂戴』と言われていた。

 もっとも、驚いたのは口数が少なくなったということ、あれだけ切れ目なく歩きながら話し続けていたものすごいおしゃべりが、普通のおしゃべりに変わった。

 変わらないのは電話、事務所にも私の携帯にも来る。 
 ほら、またきた。