常識とは、その時代の大方の人がうなずくもっともらしい知識。
私の小さい頃は、時計が欲しければ時計屋さんでしか購入できなかった。時計は、今と比べるとはるかに高価なものでしたが、すべてゼンマイ仕掛けでゼンマイが切れたり、湿気や衝撃にも弱くよく壊れた。そのため時計屋さんには、修理ができる職人さんが必ずいて、店の奥のほうで片目にレンズをつけていつも何台かの時計を修理していた。時計は、ガラスのように壊れやすいものなので大切に扱われた。時計は、正確なことが価値で、精密機械技術が進んでいる外国産が特に高価だった。
これが、当時の時計に関する常識です。
私が大きくなってからは、時計が欲しければスーパーやDIYショップ、なんと100円ショップでも購入できる。時計は高価なものではなくなってしまった。100メートル防水とか光発電や電波時計と、高機能のうえやたら頑丈になってめったなことでは故障もしない。いまや時計には、修理という言葉は死語に近い。それと、クオーツ化がすすんだため、どの時計も正確に時を刻み、もはや正確さは時計の価値ではなくなった。
これが、今の時計に関する常識だと思います。
時計で書いてみましたが、常識は時代とともに変わっていくものだと考える事が常識かな?