キャブレターのベアリング化を行った序でに、前面に取り付けたスパイラルダイヤフラムの確認を行った。

 

 4本のネジで固定されている全面カバーを外す。テフロンスペーサーも殆ど痛んでいない。

 取り付けてから可成り走らせているし、それなりの熱も加わっているのに耐久性は良いようだ。

 

 テフロンスペーサーを外して見ると、透明なフィルムの下に渦巻状のダイヤフラム(金属製)が見える。フィルムが熱でベロベロになっていないか心配だったが大丈夫な様子。透明なフィルムは、ガソリンが漏れて来ない様にしているのが役目かな。

 

 キャブレター内の大まかな動作を言うと。

 燃料のガソリンは、エンジンが回っていれば常に裏側のダイヤフラムポンプが前面に押し出そうとしている。

 前面側は入って来る所にニードルが付いているので、ダイヤフラムの動きに合わせてニードルの開閉を行っている。バイクのフロート式キャブで言えば、フロートニードルバルブのようなもの。

 前面の空間にガソリンがイッパイになると、金属製のダイヤフラムが膨らんでニードルを閉じ、少なくなると萎んでニードルを開ける動作を行っているのが、このダイヤフラムの役目だ。

 

 オリジナルは、一番手前の黒いダイヤフラム(新品)が付いているのだが、ガソリンの漏れ防止とダイヤフラム動作を1枚で行っていることと、合成ゴム製なので熱変化や使用時間により劣化が速かった。まぁその分、1枚200円程度なので安価だが。

 

 金属製のダイヤフラムと、その上の耐熱フィルム。ダイヤフラムの下には、もう1枚テフロンシートが入り、一番上にもテフロンシートの4層構造で出来ている。

 ただし、価格が3000円と高いのが難点である。