先日、スパイラルダイヤフラムに交換した中華キャブのスロットルシャフトに、可成りのガタが出て来た。

 走行やキャブ調整には問題が出ていないが、このまま使っていてもガタが増えるばかりだ。スロットルシャフトは、アルミ筐体の穴に真鍮製のシャフトが通っているだけなので、必然的にガタは増えてくるもの。

 キャブレターによっては、最初からベアリング加工されたものも有るのだが、可成りな高価。但し、自分が使っている中華キャブで、加工されたものは無い。

 そこで、ベアリング加工をDIYで行うことにした。

 

 まずは、シャフト径の確認。スロットルレバーに近い方のシャフト径は4.56mm。

 

 反対側のリターンスプリング側のシャフト径は、4.69mm。レバー側との差は、0.13mmだ。

 

 因みに、新品のシャフト径は、4.72mm。

 

 意外と、リターンスプリング側は径が小さくなっていない。レバー側の方が、細くなるのが速い事が判った。

 以上の事から、スロットルレバー側のキャブレター筐体に、ベアリングを入れる加工を実施する事にした。

 尚、ガタの事を考えれば通常は1個のベアリングで良いのだが、キャブレターには2次エアーは禁物。密閉性を考慮してダブルで挿入する事に。

 ベアリングは、R156ZZベアリングの内径がシャフト径と近い。アマゾンでも売っている。R156ZZは、内径4.762、外径7.938、幅3.175mmの寸法。

 

 8mmのドリルで、ベアリングが入る穴(深さ6.35mm)の加工を実施。

 ここの加工でセンターがズレると、スロットルシャフトを入れた時に渋くなってしまうので注意が必要。

 

 加工後は2つのベアリングを並べて、長いボルトで締めて圧入する。実は穴の開け方で、8mmのドリル刃で8mm以下の穴を開ける技があるので圧入が可能なのだ。

 

 ベアリングが2個入ったところ。

 

 実際に運用する時には、ベアリングの外側に0.1mmのシムを入れて、ベアリングにゴミ等が付着しないようにしています。

 

 スロットルシャフトが送料込みで3000円程度、ベアリングが2個で500円。部品代だけで、合計3500円は掛かりました。

 でも、キャブレター本体は、送料入れても1000円もしないんだよね~。