昨日は、エンジンを1回転させると、イグニッションコイルとマグネットローターのギャップが変化してしまう症状まで確認。
ローターファンを外してマグネットローターの外周を確認したら、イグニッションコイルと接触したところが削られてしまっている。
マグネットの位置では無いのが、幸いだ。
センターのスターターナットを外し、ローターを取り出してクランクを廻して見たら、先端が偏心している事を確認。やっぱ、エンジンを開けないとダメだな。
このエンジン、クラッチ側のベアリングが本来は圧入されていて取れないようになっているのだが、ベアリングがスッポ抜けてしまう。
挿入した状態ではガタはないのだが、何れはガバガバになってしまう事だろう。
シャフトを入れて、ベアリングが引っ張り出せる感じだ。
取り敢えず、クランクの確認を。
プロペラバランサーにクランクをセットしてシャフトを廻すと、明らかに偏心していた。クランクがダメだな。
一方、ファン側のベアリングも外すに、こちらは可成りの固さで入っていたので、ケースを加熱してやっと外せた。
左側がクラッチ側、右がローターファン側。クラッチ側はベアリングの穴がピカピカの状態となっていて、ローターファン側は圧入を抜いた痕跡がある。
双方のベアリングにはガリは出ていないので、試しにリバースして挿入して見たら、両方が同じ位の固さで圧入出来た。
またクランクシャフトは、中古でバランスを変更したシャフトがあったのでコイツを装着。
話は反れますが、エンジンを組み上げる前の大事な確認。
圧縮した時のピストン上面のスキッシュクリアランスは、予めシリンダーを外した時にピストンを挿入して、指で上死点まで移動させて測定しておく必要があります。
今回は、6.06の値。
そして、エンジンを組み上げた後、クランクシャフトを廻して上死点位置の値を測定。5.93の値でした。この値は、ガスケットの厚みで調整します。
目盛りは13目盛り(1目盛り0.0254mm)の差なので、スキッシュクリアランスは0.33mmで組み上がった事になります。
いつも組み上げる時には、腰下と腰上の間に液状ガスケットを使用。これを使ってから、漏れが無くなりました。
なお、取り外したクランクシャフトを見たら、結構捻れていました。KANさん曰く、このエンジンは7年位使っているからなぁーー。










