機械道楽G240エンジンのメンテの続き。

 

 まずは簡単な、エンジン後部の冷却用のファンローターを外しておく。

 そして、エンジン前部に装着してあったクラッチを分解。

 ベルゴンゾーニ製の多板式クラッチが付いていて部品点数も多い。また、多くのシムが装着されていて、細かいセッティングが見て取れる。

 取り敢えず、シムと一緒にテープに挟んでおく。

 

 ただ、専用治具が無いと最後のクラッチプレートは外せない。取り敢えず、エンジン側の4本のトルクスネジM5を緩めておきたい。

 

 ここで、問題が。

 対角の2本のネジが、如何しても緩まないのだ。インパクトを使ったら、トルクス山も崩れてしまった。仕方が無いので、ドリルで揉んで、皿の頭を取る事に。

 

 5.1mmドリルで、皿部分が取れた。

 後は、クラッチプレート取り外し治具の到着を待って、次の工程に入る。