昨日はG240シリンダーの排気ポートの削り込みを行い、本日はその他のポートの削りとピストンの加工を実施。

 

 削りついでに、吸気ポートのタイミング変更と掃気ポートの拡大を行う。掃気側のタイミングはそのままで、経路の拡大のみ。

 メーカーが販売しているチューンドエンジンだと機械加工されているのだが、素人なので全てハンドメイド。

 吸排気タイミングは大幅に変えていないから、パワーアップは期待出来ないが、自分が弄ったエンジンが廻った時は感動ものかと思う。

 

 シリンダー側はここまでで、ピストン加工に着手。

 まずはノーマル状態の重さを測定。約22.9gだ。ピストンは軽い方が高回転まで廻すのに有利だと思う。

 

 因みに、RS5製ビーストエンジンのピストンの重さは、約19.4g。純正より、3.5gほど軽量だ。これを目標にしたい。

 

 純正ピストンを手加工して、ほぼRS5製と同程度まで軽量化してみた。

 

 今年からエンジン造りのファクターに追加したバランス率の考え方にも、このピストンの軽量化は大きな要素となる。20000回転を超える単気筒エンジンの振動は物凄い振動なので、少しでもバランスを採るに超したことは無いと思う。