7月4日に発見した不具合はクラッチ側のオイルシールからのオイル漏れだった。
原因は、中華ベアリングのガタが関係していて、ゼノア製ベアリングとオイルシールを交換しておいた。
今回は反対のファンローター側からのオイル漏れ。オイルシールを中心に円を描くようにオイル汚れが。
主要コンポーネンツは中華製なので、信頼性は低いと思っていたが・・・・。
クランクケースを割って、中身をみたらベアリングが浮いて来ていて、手で外れてしまった。
組み上げる時に、ベアリングを専用治具のベアリングインサートにて圧入する訳だが、妙に緩い感じがしていた。ゼノアのクランクケースだと、可成りキツメなのだ。
2穴中華クランクケースのベアリングホルダーの加工寸法は、ゼノア製の精度には到底敵わないと感じた。腰下はゼノア製を使おうと思う。
更に、ピストンを外したら・・・。ニードルベアリングのローラーピンがポロリ。ピストンや周辺も中華パーツを使っているのだが、ベアリングも発展途上品。
サイズ的にゼノア製よりも少し幅広ベアリングなので純正品は使えない。同サイズの中華ベアリングを使うしかないかー。
結局使えるのはシリンダーのみで、クランクケースとピストン周りはゼノア製の方が安心だ。