今日は、ローターファンの軽量化の続きと、ピストン装着。
ボール盤を使った手フライス加工で、フィンを削り落としました。
軽量化のため外周に穴あけを実施。重量を測定したら190gでした。(加工前は219g)
一応、バランスも確認しました。
続いて、ピストン周りの作業。
コンロッド小端にピストンを装着しますが、ピストンピンやニードルベアリングがゼノア製と違っています。左がゼノア製、右が中華製。
今回のピストンピンクリップはゼノア製のC型を使用。中華のの字型は摩耗箇所が出来る事が判っているため。
また、ピストン自体も異なります。右下がゼノア製。一応、バランス率を変更させるためピストンは軽量化していますが、アルミの素材もゼノア製とは異なり、サクサクと削れてしまいました。チョット、強度が心配。
シリンダーを装着する段階になって、不具合発生。2穴の間隔がクランクケース側は55mmなのに、シリンダー側は56mm。ネジが片方しか入りません。
穴を丸ヤスリで加工が必要ですね。更に、クランクケースの開放部とシリンダーの出っ張った部分が結構なガタ。寸法が有っていませんね。
組み上げてしまったクランクケースを開けて、シリンダーとの結合部の混合気の流れ方を確認しないといけないかー。
まぁ、クランクケースとシリンダーが別々のメーカーで、寄せ集めエンジンと言う感じなので、こう言う事もありますね。
今日は、ここまで。