KANさんのF1カー用エンジンの、不具合探索作業を行っています。

 

 本日はエンジンの組み上げ作業を行った。

 スパークプラグの高圧ケーブルの長さがギリギリだったので、手持ちのケーブルに交換。太さは5.8mmで耐圧は10Kvのもの、1mで700円程度。

 

 液状ガスケットも固まってきたところでエンジンを掛けて見たのですが、エンジン掛かりません。えーーーーーー。

 

 KANさんのNGKプラグの火花が、飛んでいるかを確認。

 

 自分のプラグを装着して、エンジン再始動。

 

 KANさんのスパークプラグですが、火花は飛ぶもののエンジンは始動せず。自分のプラグだと一発でエンジン始動。何んと、NGKanzakiプラグが原因だった。

 

 と言う事で、原因はスパークプラグなので、NGなプラグとOKなプラグを比較してみた。

 左側がNGのプラグ。品名の青い字体が、太くて濃いです。

 

 手持ちの未使用のプラグとも比較。左端がNGのプラグ。自分の4本のプラグは同じ青なのに、左端のNGプラグは濃い青字だ。

 NGのプラグが1本しかないのでハッキリとは判りませんが、自分の手持ちはOKなプラグと同じ感じ。ロットの違いなのか、製造工場の違いなのかは判らず。

 

 本家のNGKではこんな注意喚起が出ていた。

 

 上記の件でKANさんに追い合わせた結果、驚くべき回答が・・・。

 そう言えば、このプラグは直ぐエンジンが掛からなくなるとの事で、最近は走らせる度に新品に変えているんだ。ただ不思議な事に、火花は出ているんだよな~。

 先月、5本購入したけど手持ちが無いので如何しようかと考えていたんだよ~。

 

 今回のスパークプラグの不具合によるトラブルの件ですが、NGK偽物プラグとは断定できません。灰汁まで、状況的にスパークプラグによるトラブルの発生を記したものである事をご理解ください。