ここの所、ロングラン走行が多いため、クラッチシューの減りが心配になった。
自分はミエルケ製の3Pクラッチで、リバースタイプを使用している。3つともアルミシューでクラッチスプリングは2.0mm。テンションポジションはAなので、一番弱い所。従って、かなり低回転でミートする。
多くの方は、もっと高回転で繋がるようなセッティングかと思うが、そうするとスロットルで車体の荷重を微妙に動かしたい場合のコントロールが難しいだ。
半面、低回転でミートさせるセットの場合は、急激なパワーオン時にエンジンの回転がモタツク。その時のエンジン音が「モー」と言う音に聞こえる為、皆さん「牛さんが出てるね」と言っている。
だったら低回転から立ち上がる、トルクのあるエンジンにすれば良いのではと、トライしているのがキャブレターの改造なのだ。今のところ改造前よりも、トルクの出方が低回転に移行している。
昨日はF1伝道師さんが603Bキャブで試していたが、合格点を頂いたので使えるかと思う。多分、K2ICでは一番パワーを使う走法なので、生半可なエンジンでは納得しないだろう。
本日は、スパーギヤ・クラッチベルを外してクラッチシューの減りの確認。可成りの数のロングランを行っているが、まだまだシューは残っている感じ。
繋がりが早いので、シューの滑りが少ない証拠かと思う。
FW01シャーシにしてからは大きなクラッシュも無く、お陰で新調したボディーも痛んでいない。今の所の出費は、タイヤ代・ガソリン代・サーキット走行料金で済んでいるので、経済的にも懐に優しい。