激安中華キャブを、1/5スケールカーのゼノアエンジンに搭載して、走られるようにする為の不具合の改造。

 

 まずはスロットルシャフトをワルボロ製に交換。無改造で装着出来たので、コピー品だと判る。スロットルのバタフライも同時に交換。

 

 プライマリーポンプの無いキャブの為、同然ながらチェックバルブは無い。メタリング部のニードルはワルボロ製(中古)に交換。

 

 チェック圧を計ったら24PSIでオープン、9PSIまで降下して停止。メタリングスプリングは装着してあったものを使用。

 

 クランクケースとの結合部の穴にボールが入っていた件だが、元々このキャブを装着するエンジンのクランクケース結合部がゼノア製と違い、結合場所が異なると判断。

 その証拠に、ボールの穴と手前側の穴が繋がっている。

 この手前側の穴が、一次圧縮インパルスが通る穴なのだと思う。何というエンジンかは、判らないが。

 

 この穴はゼノアエンジンでは使わないので、エポキシにて塞いでおく。

 

 出来上がったのでシャーシのエンジンに搭載。エンジンも一発で始動したが、自宅ではエンジン調整が出来ないので土曜日に持ち越しだ。