1/5カーのブレーキは油圧ブレーキを使用しています。原理は実車とほゞ同じ構造となっている見たいです。但し、自分は実車のブレーキをバラした事はありませんが。

 

 火曜日に走った時に、ブレーキホースに気泡が入ってしまいました。こうなるとブレーキの利きが甘くなり、コーナーの突込みが深くなってしまいます。

 ブレーキキャリパーを確認したら、ブレーキオイルが漏れているのを確認。

 

 ブレーキオイルが漏れると土や埃が付いて、更に厄介なことになります。尚、自分のブレーキは、2ポッド仕様を使っています。

 ブレーキを掛けると、2つのピストンがせり出て来てブレーキパッドをディスクに押し付けます。

 

 ピストンを外して見ると、カップ型のラバーとOリングが見えます。

 Oリングの外周がボコボコ状態でした。

 また、アルミのピストンの外周もボコボコ状態です。また、キャリパー本体側(ピストンと接触する箇所)も削れていると思われます。

 従って、ピストンが動く距離はOリングの幅より少なくしないとイケないと思います。

 ピストンが大きく移動する要因は、ディスクの減り過ぎ、キャリパーの減り過ぎが原因なので、ここはシッカリ管理しないといけないかも。

 

 

 Oリングはメカテック製なので、国内販売はされていません。しかし、既製品のOリングならば、ネットで購入出来るところは沢山あります。

 そこで探して見たら、似たようなサイズがあったので購入して見ました。

 

 手前がメカテック製。

 Oリングはブレーキオイルに侵され易いので注意が必要です。指定のブレーキフルードを入れないと、ブレーキが動作しなくなるのはこのためです。

 自分はメカテック製ブレーキはDOT4フルードですが、耐熱性、耐油性、耐燃料油性フッ素ゴム材質の4Dを試しに購入して見ました。

 1本80円で今のところ動作はスムーズです。

 本日の走行でもブレーキタッチは終始変わらなかったです。ただ、結論を出すのは早く、1週間くらいは様子を見ないといけないようです。

 

 ブレーキ周りのパーツは消耗品なので、国内の汎用Oリングが使えると可成り楽になると思います。