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ミューステシネマ

好きな映画、音楽、演劇、本について記録しています。


時間のある時の、暇つぶしとして見て頂ければ幸いです。

恩田陸さんの、
「Q&A」を読み終えました。



とあるスーパーマーケット“M”で起きた事件。


負傷者・死亡者を多数出し、警察・消防・特殊部隊までもが出動。


テレビでは大々的に放送され、現場はものものしい雰囲気に包まれていた。


しかし、この事件がどんな事件だったのか、どうして人が死んだのか、そして原因が何であるのかを、誰も突き止められなかった。



「それでは、これからあなたに幾つかの質問をしますー。」


“M”事件の被害者、関係者、野次馬たちが語る真相。



本当に面白かった。

M事件のことから徐々に論点がずれていって、関係者たちの本性が顕になる。彼らが動揺したり怒り出したりするところに、人間の本質を見るというか…。


一体なんだったんだ?というより、それによって自分はどう変わってしまったのか?という方が、人間にとっては重要なんですね。



読み応えのある内容だった。おすすめです。怖いですが…。
キャラメルボックスの舞台を、先ほどUSTREAMで見ました。



「賢治島探検記」



宮沢賢治さんの作品を基にして作られた舞台。オムニバスになっていて、


注文の多い料理店
セロ弾きのゴーシュ
銀河鉄道の夜


この3作品でした。


面白かった。笑えたり、切なくなったり。素晴らしい舞台だった。




岩手のことを思い出した。


去年の夏にたった数日間、旅行しただけなのに。



米作りのために刈られた雑草が、畑の真ん中で燃やされていて、煙が上がっていた。


都会では見ない風景。出来ないこと。心にくっきりと残って、きっと忘れない。


舞台、観に行きたいな。なかなか時間がないけど…。
キスリングの作品、



「ファルコネッティ嬢」がとても好きだ。



絵の中の彼女は、真っ赤なドレスとストールを身に付け、綺麗な花束で着飾っているのに、



そんな見せかけのものには、ちっとも興味ないという表情で、そっぽ向いている。



短く切られた黒い髪、青い目、真っ直ぐな意思を持っている印象。



こんな女性に憧れる。



彼女は20世紀初頭の女優。ジャンヌダルクを演じた経験を持つ。



それ以上のことはわからなかった。キスリングが彼女を描いた経緯も知りたいし、彼女の生涯も知りたい。



ルイーズ・ルネ・ファルコネッティ。



6月になって、一番初めに気になったのは、彼女のこと。