ミューステシネマ

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好きな映画、音楽、演劇、本について記録しています。


時間のある時の、暇つぶしとして見て頂ければ幸いです。

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50冊計画の15冊目。

アガサ・クリスティー作


「終りなき夜に生れつく」



呪われた土地と呼ばれる“ジプシーが丘”で出逢った、若い男女。



彼らは運命の恋に落ち、やがて結婚する。



職を転々とする男と、大富豪の女。身分違いの恋でも、2人には問題じゃなかった。愛し合ってさえいれば。



ただ、2人には悲劇が待ち受けていたー。



呆気にとられました。もちろん、良い意味で。



面白くて集中して読んで、ラストでどんでん返しがあって…。



「甘やかな喜びに生れつく人もいれば、終りなき夜に生れつく人もいる」



これがキーワード。ポアロシリーズとは全く違った、クリスティーのダークミステリー。



さて、全て知ったうえでもう一度読みます。
50冊計画の14冊目。



太宰治
「ろまん燈籠」



1941年~1944年までの短編を収録したもの。



日本はまさに、戦争の真っ只中。



フィクションであったり、作者のエッセイであったり、



とにかく様々な形で、戦争と、戦時下の庶民の生活が描かれている。



全て好きですが、幾つか挙げてみると、


「ろまん燈籠」
「誰」
「十二月八日」
「佳日」
「散華」


などが強く印象に残っています。



散華の、



“大いなる文学のために、死んでください”という手紙の文章は、本当に美しい。



太宰さんと飲み語りたかったなと、少し淋しく思いました。
50冊計画の13冊目。

デュマ・フィス作、
1848年「椿姫」を読みました。




物語の語り部の男が、競売に出かけるところから始まる。



ある女が生前持っていた、豪華絢爛な宝石や家財道具が競売にかけられていたのだが、


男は、持ち主だったマルグリッド・ゴーティエに興味を抱く。



やがて、マルグリッドの恋人であった青年・アルマンが男を訪ねて来て、



パリの社交界で奔放な生活を送っていた、“椿姫”とも言われていたマルグリッドの真実の姿を知るのであったー。




古典中の古典。恥ずかしながら初めて読みました。



社交界で遊び抜いたマルグリッドの、真実の恋を描いた物語です。



164年も前の小説だとは到底思えない。素敵すぎる!



特に最後の、マルグリッドがアルマンに宛てた手紙の場面が感動的です。



「あなたはわたしが、あなたを本当に愛してることを知らないのね」っていうところでジーンとしますねぇ。